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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、私は、このブログでよく、課題から逃げているとか、自分の恐怖に向き合え、などということを書いています。
しかし、それは、恐怖を感じること自体が悪いと言っている訳でもなければ、課題を避けたり逃げたりすることがダメだと言っている訳でもありません。
目の前の課題が大きく、今の自分では到底太刀打ちできないようなことだと思えば、今は一旦課題に向き合うことは避け、自分自信に力が付くまでものごとを先送りにするのも一つの方法です。
私が問題だとしているのは、多くの人が、そのことをごまかし隠そうとしていることであり、そのことに問題があるだ、と言っているのです。
自らの恐怖をごまかし隠そうとするから、自分で自分の首を絞めることになり、苦しい思いをすることになるのだ、と言っているのです。
課題を避けていることをごまかそうとするから、いつまで経っても問題が解決しないのだ、と言っているのです。
例えば、イソップ寓話の『酸っぱいブドウ』では、ブドウを取れなかった狐が、
「どうせあのブドウは酸っぱいに決まっている」
と捨て台詞を吐いて、自分の悔しさをごまかそうとします。
しかし、これではいつまで経っても悔しい思いが残るだけで問題の解決には至りません。
そうではなく、自分の悔しさを受け入れ、次にはこの悔しさを克服する術を考えてこそ、問題を解決することができるのです。
同じように、恐怖を感じている自分、ものごとを先送りにしている自分、そういう自分をごまかすのではなく受け入れてこそ初めて、自分自身を前に進めることができるのです。
恐怖を感じている自分、ものごとを先送りしている自分を受け入れてこそ、では恐怖を感じないようにするにはどうすればいいのか、先送りしないためにはどうすればいいのか、ということを考えることができるようになるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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