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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、人間関係は、さまざまな葛藤を生み出します。
そして、問題が生じると、多くの人たちが、
「相手さえ変わってくれれば、私はいつでも協力するつもりなのだが」
と思うのではないでしょうか。
しかし、お互いが、
「相手が変わるべきだ」
と思っている間は、葛藤が改善される見込みはありません。
それは単に優越性の争い、つまりどちらが先に負けるかというゲームになるだけです。
そして、どちらも変わろうとはしません。
そのために、二人とも望みを失い、楽観的でなくなればなくなるほど攻撃性が強まり、結局は、自分の名誉しか救えないという状況に追い込まれます。
それゆえ、次に負けるまでの少しの時間だけの勝利を楽しむために、惨めさという代償を支払いながら争うことになるのです。
こうして、行き詰ってしまいます。
このような場合、問題を解決するための基本的な前提条件の一つは、解決を始めることができる唯一の地点が自分自身であることをどちらかが理解することが重要です。
建設的な解決を導くための唯一の質問は、
「問題を解決するために、私には何ができるのか?」
と自分に問いかけることなのです。
【参考文献】
- 人はどのように愛するのか―愛と結婚の心理学 (Adlerian books)/一光社
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