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心理コンサルタントの福場です。
アドラーは、心理学について、その人全体の目的に着目することで、
その人の心理が明らかになると考えています。
たとえば、不眠について、
一般的には、
何か原因があって、不眠になる。
不眠は、神経のバランスがくずれたことが原因です。
神経のバランスがくずれるようなストレスが原因です。
ストレスを取り除けば、不眠は治ります。
あるいは、神経のバランスを整える薬によって、治ります。
と考えるわけです。
※器質的な異常によって不眠の場合もあると思いますので、その点については、除いて考えてください。
人の心理は原因によって解明され、原因を取り除くことで、解決するという考えです。
アドラーの場合は、不眠になる目的を考えたわけです。
正確には、不眠を使うということです。その人は不眠をどのように利用しているのか?
アドラーも
体の諸々の機能を無視したわけではなく、
ストレスで、交感神経や副交感神経のバランスがくずれ、不眠になったり、
あるいは、ホルモンのバランスがくずれることも承知のうえで、目的的に把握しようとしました。
目的的に人間を理解することの利点は、人間の可能性と自由の意味が限りなく広がることです。
たとえば
あなたが悪いから私は不幸なんだ。
と何かに原因があると信じている人にとって、
たとえば
家族の中で、このような考えが支配的であれば、一緒にいる限りは、
幸せになるということはとても困難になります。
不幸を維持することで、あなたが悪いということを証明しようと人生という時間を使って試みようとしているからです。
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