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心理コンサルタントの白瀧です。
『大人になりきれない』。
よくドラマの台詞や歌の歌詞などに出てくるフレーズです。
この言葉に共感を覚える人も多いかと思います。
また、
「いい加減、早く大人になれ!」
なんて台詞もよく使われます。
何を以てして大人になりきれないと思うかは、人によってそれぞれです。
自分の考え方が幼稚に思えたり、他人の言うことが素直に聞けなかったり、あるいは自分のことだけしか考えられなかったり・・・。
私たちは、大人に成長すれば、自分の本質自身も成長すると思っています。
しかし、残念ながら、その人の本質自身は、たとえ大人に成長したとしても、幼い頃と何ら変わることはありません。
ただ、その表現の仕方が変わるだけです。
例えば、ある人が、若い頃は横柄で他人を見下すような態度を取っていたにも関わらず、歳を取るとまるで別人になったかのように、卑屈とも思えるほど極端に謙虚な姿勢に変わったとしましょう。
一見すれば、その人の本質が変わったようにも見えます。
しかし、実際は、何も変わってはいないのです。
その人は、若い頃は、相手を見下すことによって優越感に浸っており、歳を取ってからは、極端なほと謙虚になることにより、自分はこんなにもものごとが分かる人間になったのだということを強調することによって優越感に浸ろうとしているのです。
つまり、そのやり方は違っても、相手の人間を自分よりも下に見ることによって優越感に浸ろうとする本質は、何ら変わりはしないのです。
もし自分に自信があれば、横柄になる必要も、また極端に謙虚になる必要も感じはしないのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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