家庭と学校の役目 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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マジで今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントの福場です。



私たち人類は、食品の輸送、管理、上下水道など公衆衛生のインフラの整備、発達は、病気を激減させることに成功しました。


しかし、まだまだ発展途上の国では、様々な病気で悩まされています。まさにこの公衆衛生というインフラが未発達であり、遅れているということです。



その一方で、先進国では、うつ病など精神疾患が急増しています。


なぜか?



アドラーは、精神を1つの器官という考え方から精神器官について次のように述べています。


学校はすべての子どもが、その精神発達の途上で入ってくる場である。


それゆえ、学校は、好ましい精神発達の諸要求を満たすものでなければならない。


それゆえ、学校が、精神器官の発達条件と一致しているときのみ、それがよい学校だと言いうるのである。


そのような学校をわれわれは初めて社会的学校と呼ぶことができるのである。



アドラーは、本来、精神器官の好ましい発達は、家庭が担い、家庭教育が望ましく、重要であるとも言っているが、残念ながら、子どもの世話をする人、その役目である母親(一般的なケースで)が、社会へ適応するための、つまり自立させるための教育はできず、そのような人間知もなく、家庭エゴイズムに支配されているという。


つまり、子どもたちに他者は敵である。過剰な競争心、虚栄心、名誉欲等々、過剰な承認欲求、認められたい症候群というのでしょうか、そのようなことを植え付ける教育となっているからです。



アドラーは、精神の発達は、社会という環境、諸々の刺激に沿って発達すると考え、つまり、その社会性沿って発達した精神は、健全であるということです。



母親が、子どもに対して、健全な精神の発達、自立を育むものではなく、もはや母親自身への注目、関心をむけさせるためだけの家庭教育となっているからです。


つまり、母親(父親も)も認められたい、承認されたいという症候群に冒されているからです。




そして、学校も、この両親の意向に沿った教育、つまり、成績優秀(運動、学芸会等も含む)


誰よりも優秀である子に育てる場という考えに沿っているということです。


もはや、精神器官を健全に発達させる場である家庭も学校も崩壊しているといえるのです。


公衆衛生の発達がもたらしたものを考えると、庭と学校の役目をもう一度見直す必要があるように思うのです。



この記事の続きは、また次回以降に書きたいと思います。



最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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