人間関係の基本 信頼 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントの白瀧です。


さて、『人間関係の基本』の記事の続きです。


(前回記事の詳細は→コチラ


人間関係の基本である『横の関係』を築く上で必要な態度の三つ目は、『信頼』。


人を信じるということになれば、私たちは、どうしても受身的な態度になってしまいます。


つまり、条件付きでなければ相手を信じないということ。


よく言うところの「信じていたのに裏切られた」というものです。


これは、「相手がこちらを裏切らない限りは信じる」という、言ってみれば条件付きで相手を信じることを意味しています。


このように、条件付きで相手を信じることをアドラー心理学では『信用』と言います。


では、アドラー心理学でいう『信頼』とは何か?


それは、無条件で相手を信じることであり、能動的な態度です


つまり、相手の態度がたとえどのようなものであったとしても、相手を信じるというものです。


たとえ裏切られたとしても相手の人を信じるということです。


但し、この場合の信じるとは、何も相手の言葉を何もかも鵜呑みにするということではありません。


また、相手が理不尽な行為をした場合にその行為をも認めるということでもありません。


人は、本来、協力的な存在です。


なぜなら、たとえどんな人であっても、たった一人で生きることなどできないからです。


ものを食べるという行為でさえも、私たちは他者の協力なくしては成し得ません。


すべての食材を自給自足で賄うということなど、今の社会では到底不可能なことです。


人が生きると言うことは、さまざまな人との間にさまざまな協力関係を築くということです


しかし、私たちは、謝った認識を持つことによって他者との間に競争関係を築き、まるで一人で生きているかのように錯覚し、敵対的で悪意を持って他人と接するようになってしまいます。


それは、ただその人たちの認識が間違っているのであり、その行動が非建設的であり、その目的が不適切なだけなのです。


決して、人としての本分が失われているわけではないのです


それゆえ、正しい認識を持つようになれば、どのような人でも、他者との間に善意の関係を築くことができる。


人とは本来そういう存在である。


そのように信じるということです


そして、そのように信じながら他者と接するということなのです


この続きは、次回に書きます。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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