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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、みなさんは、友人に、
「あんな男(あるいは女)と付き合うのはやめた方がいい。」
と忠告したり、諭したりしたことはないでしょうか。
それでも、大抵の場合、そんな忠告で恋愛関係を止めることなどありませんが。
逆に、周囲の人間に反対されればされるほど却って恋愛感情は盛り上がるものです。
これを『ロミオとジュリエット効果』などと心理学では表現します。
愛は盲目などと言いますが、実際、周囲の人から見れば理解できないような相手と恋愛関係を続けているカップルが沢山います。
それだけ男と女の関係は複雑でドロドロしたものなのです。
と言いたいところですが、本当は至ってシンプルなもの。
二人が別れないのは、お互いがお互いを必要としているからです。
それは、生きていく上でお互いを支え合うために必要だと言うことでしょうか。
残念ながら、そうではありません。
お互いを必要としているのは、人生に失敗するためです。
そして、失敗した人生の言い訳をするためなのです。
もし、みんなが納得いくような相手と恋愛して、それがうまく行かなかったとしたら、すべては自分の責任となり、自分の価値にも影響してきます。
それが大いに怖いのです。
そこで、彼ら、彼女らは、常にこう言います。
「私は、こんな人しか愛せない。だから、私はダメなんだ」
と。
そうして、ものごとがうまく行かない責任を、恋愛や相手のせいにしているのです。
そうして、人生の課題から逃げようとしているのです。
そのためには、周囲の人間が反対するような相手が必要なのです。
でなければ、逃げている言い訳ができないのです。
よくドラマでは、男女の関係をドロドロしたものであるかのように捉えていますが、それは、決して本質的なことではありません。
彼らはただ、恋愛や結婚という人生の課題に自信がないために、それから逃れるための言い訳を探し求めているに過ぎないのです。
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