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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、2日続けて政治家の首をひねるような不祥事を記事にするのは、あまりにも情けないというかやり切れない思いがするのですが、今日は、先日の東京都議会でのヤジに関するものです。
それは、18日の都議会において、晩婚化や晩産化の対策について質問した女性都議に対して、
「自分が早く結婚すればいい」
「産めないのか」
などという男性都議からのヤジが飛ばされたという問題。
都議会で、未だにこのようなヤジが飛ぶこと自体に思わず唖然とせざるを得ませんが、このような相手の人格を踏みにじるような、相手に対する配慮にまったく欠けるような発言、つまり、自分のことしか考えていないような発言をする都議会議員に、果たして都民のための政治ができるのか甚だ疑問です。
また、このヤジを飛ばした議員は、自ら名乗り出てその責任を取ろうとしていませんが、そのような自らの言動に責任を持てない議員が、これまた都民のための政治ができるとは到底思えません。
そもそも男尊女卑的な言動を繰り返す男性は、女性のことを劣った存在だと見ているように思いますが、実際は、まったくその逆なのです。
彼らは、無意識的には、自分が女性よりも劣っていると思っているのです。
そして、その自らの劣等な立場を補うために、女性を貶めるような言動を繰り返して自分がさも上の立場であるかのように振舞うのです。
つまり、自分が劣っていると感じている立場を自らの能力を高める努力をすることによって克服しようとするのではなく、女性を貶めることによってただ単に優越感に浸ろうとしているのです。
まったく以て大いなる自己欺瞞に他ならないのです。
日本において、女性のことを配慮し、女性のために思いやりのある政策がほとんど実現しないのは、大いなる自己欺瞞によって優越感に浸ろうとしている男性政治家が多いからだと言えるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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