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福場です。
前回記事で、無意識的に伝えているメッセージが、実は相手に伝わっていることを書きました。
気づかないんだよね→記事はコチラ
これは、白瀧の記事の”普通”の話でもありました。
たとえば、普通は、そんなことをしない。普通にしなさい。
と言われると”劣っている”というメッセージが伝わているため、言われた方は不愉快な気分になるのです。
「普通」って何?→ 記事はコチラ
このように本人があまり意識をしていない無意識的ところで人は、様々な行為をします。
たとえば、いつも人前で話をするとき、上がってしまって上手くしゃべれない。。。。ダメだ。。。。人に会いたくない。。。という人がいたとしましょう。
この問題を解決するには、”上らないこと”と考えてしまうと思いますが、
気づきの思考法の解釈では、それは上がるということを使って人前で上手しゃべれないように失敗することであり、人と会いたくないから失敗するのだと解釈します。
(アドラーの天才的な着眼点です)
つまり、そもそも人に会いたくないから上がり、人と上手くしゃべれないのだということです。
これは、悩んでいる本人にとっては、当たり前のように思いますが、上手くしゃべれなくても人と会うことに苦痛を感じない人もいます。聞き上手の方もいるからです。
つまり、これはそう思い込んでいる人独自の解釈で、上手くしゃべれない=人と会えないという方程式は成り立たないのです。
また、”上手く”というのも曲者で、その程度があいまいなのです。
たとえば、池上彰さんのようにしゃべれて(説明できて)上手いのなら、ほとんどの人は、話が下手だということになります。
上がってもしゃべることはできます。これも程度によります。
つまり、無意識的に人に会いたくないと思っているわけです。
もし、会いたいのならどんな状態でも会います。
そして、もし上手くしゃべりたいと思うなら、悩んでいるままにしておらず、練習なり訓練するなりしているはずです。
では、どんな方法で気づかせるのか?
悩みについて共感はしても、このままではなかなか気づかないでしょう。
これは、ある程度気づきの思考法を勉強されている方には効果的なのでが、私のお気に入りの決めゼリフがあります。
相手にその無意識的な行為を気づかせるために使う白瀧氏の言葉です。
”そうですか。
でも、上がらずに上手くしゃべれたら成功してしまうじゃないですか”
(上がらずに上手くしゃべれたら人と会えますからね、悩みでなくなるじゃないですか)
このような人は、一見失敗しているような行為であっても、人に会わないということを成功させていることに
気づいていないということです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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