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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、子どもを甘やかして育てると、やがて子どもは問題行動を起こすようになる、と前回の記事でも書きました。
では、なぜ、甘やかされると子どもはダメになってしまうのか?
一つには、子どもを甘やかすとは、常に子どもの要求が叶えられている状態を意味しています。
それゆえ、もし子どもが自らの要求が叶えられない状態に遭遇すれば、
「自分は受け入れてもらえていない」
「自分は認めてもらえていない」
と思い込んでしまいます。
しかし、自らの要求が常に叶えられるなどということは、現実には不可能な話です。
そのために、甘やかされた子どもは、欲求不満に対する対処の仕方や耐性がほとんどなく、そのような状況に耐えられずに問題行動を起こすようになるのです。
もう一つには、子どもを甘やかすとは、子どもをいつまでも『赤ちゃん扱い』するということを意味しており、それは取りも直さず、
「あなたは一人では何もできない」
というメッセージを送っていることを意味します。
それゆえ、子どもは、
「自分は一人では何もできない」
と思い込み、自らに自信が持てず、人生から逃げ出そうとするようになるのです。
但し、子どもを甘やかすと一言に言っても、人によってさまざまな違いがあり、いつも「いい子、いい子」しているということではありません。
厳しく育てているつもりが、それが本当は子どもを甘やかしていることに繋がっている場合もあります。
子どもの甘やかしには、大きく分けて次の4つのタイプがあります。
① 甘やかし過ぎ
② 過許可
③ 過支配
④ 過保護
それぞれの違いについては、次回以降にまた記事にしたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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