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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、今朝起きて窓を開けると、そこは一面の銀世界。
まるで別世界にでも来たような、幽玄で美しい雪景色が目の前に広がっていました。
雪は積もるだけで、日常の景色を一変させてくれます。
しかし、この雪も、見る分には楽しいですが、日常生活の中で経験するとなると話は別。
特に、普段から雪の降らないところでは、今回のような大雪に突然見舞われると、かなり厄介なものに変貌してしまいます。
道路はべちょべちょになるし、足は取られるし、下手をすると滑って転んでしまう。
交通機関は乱れ、車は立ち往生。
いやはやまったく、と思ってしまいます。
それでも、私は、未だに雪が降るとなんとなく気分が楽しくなります。
日常生活の中で、私たちが経験する出来事とは、結局は、そのようなものです。
そこには、ある事象があるだけで、それが良いわけでも悪いわけでもない。
それに意味を与え評価するのは、自分自身なのです。
例えば、私は、以前煙草を吸っていました。
もう禁煙して7、8年になるでしょうか。
煙草を吸っているときによくあったのが、不注意で夜中に煙草を切らしてしまうこと。
そんなときには、たとえ真冬の真夜中であっても、近くの自販機に煙草を買いに行ったものです。
今から思えば、よくそんな邪魔くさいことをしていたなあ、と感心します。
今なら寒くてとてもじゃないが買いに行く気にはなれません。
しかし、当時は、そんなことさえまったく苦にはなりませんでした。
むしろ煙草を吸うということに、気分を落ち着かせるという大きな意味づけを与えていたのです。
私たちは、避けようと思うことには負の評価を与え、やろうと思うことには正の評価を与えます。
それは、幼い頃からの学習と訓練による意味づけです。
それゆえ、自分をダメだと責めるのも、自らの意味づけによる評価に過ぎないのであって、本当に自分がダメなわけでもなんでもないのです。
自分の見ている世界が、実際の世界ではなく、あくまでも自分の意味づけによる評価の世界に過ぎないということに気づけば、もっと世界を違う意味で捉えることが出来るようになるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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