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心理コンサルタントの白瀧です。
昨日の記事の続きです。
(昨日の記事の詳細は、→コチラ )
では、人は、ネガティブになることによって何を実現しようとしているのでしょうか?
答えは、簡単です。
ものごとを避けることです。
私たちは、ネガティブだから行動できないと考えます。
つまり、行動できない原因が自分のネガティブさにあると思うのです。
しかし、事実はその逆です。
人は、行動しないためにネガティブになるのです。
ネガティブさは、行動できないための原因ではなく、行動しないための言い訳なのです。
人の人生には、ある種の目標があります。
それは、端的に言えば、どのように生きるかというものです。
そして、それを極々大雑把にまとめれば、
人生の課題に立ち向かうか、あるいは逃げるかということになります。
課題に立ち向かうという目標を持っている人は、ものごとを常にポジティブに捉えます。
なぜなら、そう捉えることによって、ものごとに立ち向かう勇気が生まれるからです。
反対に、課題から逃げるという目標を持っている人は、ものごとを常にネガティブに捉えます。
なぜなら、そう捉えれば、ものごとから逃げる言い訳になるからです。
同じ体験をしても、課題から逃げるという目標を持っている人は、その体験のネガティブな面ばかりを拾い集め、
「自分はダメだ」
「うまく行くはずがない」
「どうせ失敗する」
あるいは、
「お金がない」
「時期が悪い」
「経験が乏しい」
などどネガティブな考えに囚われては、行動しないという殻の中に閉じこもろうとします。
そうして、自分が行動しないのは、このネガティブさのためなんだという欺瞞の言い訳を身にまとっては安堵するのです。
それゆえ、ポジティブになろうと努力しても、うまくは行かないのです。
なぜなら、課題から逃げるという自らの目標は何ら変わっていないからです。
だから、すぐに元に戻るのです。
自らのネガティブさを打破するには、自らの目標を修正していく努力をする必要があるのです。
そのためには、自らを知り自らを勇気づけることが、最大の武器となるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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