ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、私たちの脳は、使えば使うほど変化すると言われていますが、最近の脳画像研究によれば、脳は、従来想定されていた以上に柔軟に変化することが分かった、ということなのです。
今までの脳画像研究では、脳の局所か、あるいは局所間の連絡か、そのいずれか一方の評価しかできなかったのですが、今回、新しい脳画像法が開発され、学習による能力の向上と脳の関係をより包括的に評価できるようになったとのことです。
研究では、日本人の成人24人に4カ月間の英語語彙学習プログラムに参加してもらい、脳構築の変化を調べました。
その結果、言語との関わりが乏しいと考えられていた右半球前頭葉の一部が英語力アップに伴って大きくなり、同時に、脳局所間の連絡も強化されていました。
1年後、再測定を行ったところ、自主的に学習を続けていた人は、学習プログラムによって発達した脳の状態を維持していましたが、学習を続けていなかった人は、学習プログラム前の状態に戻っていたということです。
まさに、『継続は力なり』です。
(この研究の詳しい内容は、コチラ をご参照ください。)
私たちの欺瞞に満ちた行動は、常に無意識的です。
それゆえ、その行動を変えるためには、意識的に行動し自らの欺瞞から抜け出すことが必要です。
そして、脳は、意識的な行動を続ければ続けるほど柔軟に変化する、そのことが今回の研究でも明らかとなりました。
人の行動を変えるには、脳の構造を変える必要があります。
そして、それは、継続することによって可能になるのです。
自らを変えたいと願っている人の多くが、いつのまにか元の状態に戻ってしまっているのは、結局は、継続することを途中で諦めてしまうからなのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と気づきの思考法を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
にほんブログ村
幸せになりたい方は、
幸せになるための気づきの思考法テキスト
「気づきの思考法養成講座ー総論ー」を読んでください。
→コチラ
をクリックしてください。