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ふくばです。
京セラの創業者であり、会長の稲盛さんの著著「生き方」に、
次のようなことを書いていました。
「思うとおりにならないのが人生だ」と考えているから、そのとおりの結果を呼び寄せているだけのことで、
その限りでは、思うようにならない人生も、実はその人が思ったとおりになっているといえます。
人生はその人の考えた所詮であるということは、多くの成功哲学の柱となっている考え方です。
そして、まだ稲盛さんが無名の中小企業の経営者であったころ、松下幸之助さんの講演会でのこんな話も紹介されています。
松下さんは有名なダム式経営の話をし、ダムを持たないと川というものは大雨が降れば大水が出て洪水を起こす一方、日照りが続けば枯れて水不足を生じてします。だからダムを作って水をため、天候や環境に左右されることのない水量をつねに一定にコントロールする。それと同じように、経営も景気のよいときこそ景気の悪いときに備えて蓄えをしておく、そういう余裕のある経営をすべきだという話をしたそうです。
それを聞いて、何百人という中小企業の経営者が詰めかけた会場に不満の声がさざ波のように広がったそうです。
「何を言っているのか、その余裕がないからこそ、みんな毎日汗水をたらして悪戦苦闘しているのではないか。余裕があったら、だれもこんな苦労はしない。われわれが聞きたいのは、どうしたらそのダムをつくれるのかであって、ダムの大切さいついてあらためて念を押されても、どうにもならない」
そんなつぶやきやささやきがあちらこちらからおこったそうです。
松下さんはその温和な顔に苦笑いを浮かべて、しばらくだまっておられたそうですが、
それからポツリと「そんな方法は私も知りませんのや。知りませんけども、ダムをつくろうと思わんとあきまへんなあ」とつぶやかれたそうです。
会場は失笑が広がり、答えになったとは思えない松下さんの言葉に、ほとんどの人は失望したようでした。
しかし、稲盛さんは、体に電流が走る衝撃を受け、なかば茫然と顔色を失ったそうです。
松下さんのその言葉は、とても重要な真理をつきつけたと思ったそうです。
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思考は具現化するなど、多くの人はもうすでに知っているように語っていますが、
それは、全く逆なのです。
稲盛さんも、人は考えていることを20年、30年かけて、それが現実となると書いています。
つまり、実現することを人は思考しているのです。
無意識的な思考なのです(これを信念といいいます)
だから、今日からポジティブに考えようと考えて、考えれるものではないのです。
それは、表面的なものです。だから、自分はネガティブであることを再確認するようなものです。
これは、寝れないとき、眠ろう、眠ろうと頑張っても寝れないのと同じ現象で
そもそも眠くないのです。心(気持ち)は、正直なのです。
人は、簡単には、考えを変えることはできません。
だから、思っていることを変えたって変わるものではないのです。
では、何を意識すること(変えること)が必要か?
自己評価です。もし低いなら、それを再認識することからスタートです。
そして、劣等感を克服するのです。
劣等感を克服するということは、自己欺瞞(言い訳はでません)はなくなるということです。
いつのまにか、いつものルーブから抜け出し、あなたはまっすぐな道を進んでいるでしょう。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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