なぜ?とは考えない | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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ふくばです。


鳩山由紀夫元首相が、中国訪問中に、中国要人に尖閣諸島について、「係争地」と述べ、日本政府、与野党からも批判がおきているようです。


この鳩山氏の行動、発言について、ほとんどの人は、なぜ?と考え、理由を探すようです。



まあ、以前の私もそうでした。



子どもの行動や発言なら、なおさら「なぜ?」「なぜ?」と思うことが多々あると思います。


しかし、子どもに、あなたは、なぜ?イタズラをするのか?


とたずねても、おそらく満足いく、納得できる返事はかえってこないのと同じで、


人は、なぜ?という問いに答えることは、とても困難なのです

(そもそも本人もわかっていないことも多いのです)


アドラーは、心理学者でも、難しいと述べています。



人の行動について、「なぜ?」と考えることが、他者を理解することをさらに困難にします。


そして、その他者の人間自体を批判したり、あるいは、褒めたりする行動になります。



つまり、何を考えているのか?わからない。という怒りで、ダメな人間だという発言を

するということになるということです。



たとえば、こんな感じでしょうか?


子どもに、あなたは何を考えているの?何度言ったらわかるの!ダメな子ね。



では、どのように考えると良いのでしょうか?


「どこへ」と考える。つまり、その行動の目的を考えるのです。


つまり、その人の行動の観察をすることです。行き先を確かめるのです。



そうすることで、他者を正しく理解することができるようになります。


そして、やったことを批判したり、その人物自身を批判したりではなく、


本人が、どうやればいいのか?に気づき、次に、より適切なやり方ができるようになることが大事だと気づくようになり、適切な助言ができるようになります。


むかし、私が、まだ小さかった頃、父は、私の失敗を責め、グチグチ小言をいうのです。


たとえば、お茶をこぼしたとき、「何をしているんだ!」「落ち着きがないからだ!」「ほんまにあかんな・・・」


片付けは、誰がしてくれたのか?私は覚えていませんが、おそらく母がしてくれたのでしょう。


このような教育から、いったい何を学習することになるのでしょうか?



今、私の家では、お茶をこぼしたら、子どもらは、率先して自分で片付けます。


次、こぼさないように注意すればいいのです。



昨日、妻が、台所で、食器を落とし、割ったとき、


リビングにいた息子が、真っ先に、「大丈夫?」と声をかけ、片付けを手伝おうとしている光景を見て、嬉しく思ったことを思い出しながら、この記事を書いています。






最後まで読んで頂き、ありがとうございました。



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