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心理コンサルタントのしらたきです。
さて、この週末は、昨日から三連休という方も多いのではないでしょうか。
各地では、今、紅葉が見ごろを迎えているところもあり、今日は、紅葉狩りを楽しんでいらっしゃる方も多いと思います。
紅葉と言えば、京都には、『もみじの永観堂』と言われる紅葉の名所があります。
正式名称は、『聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺』。
永観堂とは、禅林寺の中興の祖として知られる永観律師の名に因んだものです。
この永観堂には、『見返り阿弥陀』と呼ばれる、左後方を振り向いている珍しいポーズをした阿弥陀如来像があります。
その昔、永観が、いつもの日課の念仏を唱えて阿弥陀様の周囲を歩く行を続けていたとき、突然、阿弥陀様が壇から降り永観を先導し始めたそうです。
これに驚いた永観が歩みを止めると、阿弥陀様は振り返り、
「永観遅し」
と声を掛けられた、という逸話が残っています。
実際には、阿弥陀像が作られたのは永観律師が生きた時代より100年ほど後。
この後ろを振り返ったポーズの阿弥陀像には、前にいる人だけではなく、後ろにいる人にさえきちんと気を配られている、という意味が込められているのかもしれません。
言うならば、他者への関心の強さを表しているのでしょうか。
連休の一日、古人の想像力に、しばし思いを馳せてみるのもいいかもしれませんね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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