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心理コンサルタントのしらたきです。
さて、最近、テレビで、
芸能人の一風変わった食文化を紹介する番組をよく見かけます。
中には、そのような独特の食事の仕方に対して、
『あかん飯』などと呼んでいる番組もあります。
つい最近見かけたところでは、
お味噌汁にプレーンヨーグルトを入れて食べていました。
ときには予想外においしいものもあるみたいですが、
大抵の場合は、予想通り、あまりおいしくないようで、
なぜ、わざわざそのような食べ方をする必要があるのか、
などと思ってしまいます。
若い人たちの味覚の変化に関しては、
小さい頃から、お菓子やファストフードばかりを食べているからだ、
というのが一般的な考えですが、
このような味覚の形成には何が影響を及ぼすのか、
を調べた最近の研究があります。
たとえば視覚や聴覚が、幼少期のある時期に刺激を受けると、
それに関連した脳の領域が発達し、特別な能力を獲得することから、
研究チームは、
哺乳類の生後の食環境が劇的に変化する離乳期に着目し、
マウスを使って実験しました。
実験の結果は、
離乳期の食経験によって、脳の味覚領域の神経回路が発達し、
味覚の感受性が変化する可能性を示すものでした。
(この研究の詳細は、ナショナルジオグラフィックニュース をご参照ください。)
これらの結果は、マウスにおけるものであり、
人についても言えるかどうかは、
今後の研究を待たなければいけませんが、
今の若い人たちの一風変わった食事の仕方は、
離乳期の食経験、つまり離乳食によって、
すでに形づけられていたのかもしれませんね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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