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心理コンサルタントのしらたきです。
さて、最近、
ニーチェの『ツァラトゥストラはこう言った』を再び読み返しています。
その中には、
このブログでも引き合いに出すことが多くなっていますが、
「なるほど!」と思える言葉が実に随所にちりばめられています。
たとえば、こんな言葉があります。
もしある友が、あなたに何か悪いことをしたら、こういうが言い。
「あなたがわたしに対して犯したことを、わたしは、許す。
しかし、同時に、あなたは、それをあなた自身に対しても犯したのだ。
どうしてわたしに、それを許すちからがあるだろう!」
人は、ときに、相手を傷つける行為をすることがあります。
しかし、同時に、その行為は、
それを犯した本人自身をも傷つけています。
そして、それは、
自分の能力を使わずに、
自分の価値を高める唯一の方法である、
と間違って信じ込まれている自己欺瞞に他なりません。
確かに、その行為は、
他人に許してもらえるかもしれません。
しかし、
自らを許し受け入れない限り、
自分のやっている自己欺瞞に気づくことはできないのです。
【参考文献】
- ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)/岩波書店
- ¥777
- Amazon.co.jp
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