ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントのしらたきです。
さて、ものごとの原型を調べてみると、
それが予期せぬようなものであったりすることがあります。
たとえば、『招き猫』。
招き猫と言えば、その片手を挙げた可愛い猫のポーズが、
幸運を招くと言われています。
猫の手の挙げ方にもいろいろと意味があるらしく、
右手は金運を招き、左手は人を招くとされ、
中には、両手を挙げているものもあります。
また、猫の色によっても、
金色は金運、白色は招福、赤色は病除け、黒色は厄除けなど、
それぞれ意味があるみたいですね。
この招き猫の由来については、
各地でさまざまな説があるのですが、
中でも、
遊郭が発祥の地であるとする説では、
その原型が思いも寄らないものだとされています。
この説では、
招き猫の起源そのものがそれほど古いものではなく、
幕末から明治の初期であるとされ、
その原型は、
当時、遊郭の玄関脇にある縁起棚というところに、
客を招くシンボルとして置かれていた男性の性器の模型だとされています。
遊女たちは、毎日、その模型に手を合わせ、
いい客が来るようにと祈っていたそうです。
それが、幕末から明治にかけ、
多く来日し始めた西洋人の間で嫌悪感を抱かれるようになった結果、
新政府が厳しく取り締まるようになり、
さまざまな紆余曲折を経た後、
今のような招き猫の形に落ち着いたそうです。
この説の真偽の程はわかりませんが、
もしこの説が正しいとすれば、
ものごとの原型とは、意外なものである場合がありますね。
私たちにも、今の自分の基となる原型があります。
それは、私たちが幼い頃に形作られるのですが、
ほとんどの場合、
自分自身や世の中に対する
間違った認識によって形作られていることが多いのです。
そのために、私たちは、
自分自身に対して間違った認識を持ったまま、
生きてしまっているのです。
それゆえ、自分の本質を知ることができれば、
今の自分の苦しみの意味も理解できるようになるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と気づきの思考法を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
にほんブログ村
幸せになりたい方は、
幸せになるための気づきの思考法テキスト
「気づきの思考法養成講座ー総論ー」を読んでください。
→コチラ
をクリックしてください。