お節介な人への対処の仕方 その2 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントのしらたきです。


さて、昨日の記事の続きです。


(昨日の記事の詳細は、→コチラ


この種の人間関係の問題において、


その解決を複雑で困難なものにする要因は、


迷惑を掛けられた側、


たとえば今回の記事の例で言えば、


過度なお節介を押し付けられた側の人が、


現在の状況を作り出したのは相手の責任であることを


相手に認めさせないと気が収まらないところにあります。


つまり、


「私が迷惑しているのは、あなたが悪いのだ」


と相手に言わない限り納得できないという点にあることです。


要するに、


相手との競争に勝たないと納得できないのです


では、なぜ、このような競争意識が働いてしまうのか?


それについては、過度なお節介の本質を知る必要があります。


そもそもお節介というものは、


それがたとえ過度なものであったとしても、


相手からの協力の申し出である以上、


本来なら感謝こそすれ不愉快に思うのはおかしいはずです。


では、なぜ、過度なお節介を焼かれると不愉快に感じるのか?


それは、


相手の過度なお節介が、


自分の能力を否定しているように感じるからです


つまり、


「あなたにはそれをやる能力がありません。


だから、私が手伝ってあげますよ。」


と相手が言っているように感じるからです。


お節介とは、通常、


こちらが何も協力をお願いしていないのに、


相手側がこちらの様子を見て、


勝手に協力を申し出る状況のことを言います。


それゆえ、尚更、自分の能力を否定しているように感じてしまうのです。


子どもが親の過度なお節介に対して反発を感じるのは、このためです。


親が子どものやっていることにいちいち口出しをし、


お節介を焼こうとするたびに、


子どもは、自分の能力が否定されているように感じているのです。


そのために、親が過度にお節介を焼いたりすると、


「自分でできる!」


と言って反発するわけです。


このように、過度なお節介を焼かれると、


その相手の人に競争意識が働いてしまうのは、


相手の過度なお節介が


自分の能力を否定し


相手よりも自分が劣っていると言っているように感じるからなのです


それゆえ、


このような場合には、まずこの競争意識から脱け出す必要があるのです。


この続きは、また次回に書きたいと思います。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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