お節介な人への対処の仕方 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントのしらたきです。


さて、かなり以前になるのですが、


過度なお節介は、相手のためではなく、自分のため』と題して、


映画の『ミザリー』を題材に、


他人に対して過度にお節介を焼く人は、


相手のためではなく、自分のためにやっているのだ、


という内容のことを書きました。


(記事の詳細は、→コチラ


この記事に関して、


最近、と言っても少し前になりますが、


こういう人への対処法を教えてください。」


というコメントをいただきました。


そこで、今日は、そのことについて書きたいと思います。


こういう人たちへの対処法を知りたい、という場合、


一般的には、


以下の要点を満たしていることが期待されていると思います。


その要点とは、まず、


①相手の人に、その人の行動が過度なお節介であることを知らせること。


次に、


②そのことで、周囲の人たちがとても迷惑していることを知らせること。


それゆえ


③その行動を止めて欲しいと伝えること。


そして、


④以上のことを十分理解してもらえること。


その上で、


⑤それにも関わらず、相手との関係が悪化しないこと。


以上の要点を満たした上で、


過度なお節介をする人に対する有効な対処の仕方はどのようなものか?


その対処法を知りたいのだと思います。


この質問に対する答えは、とてもシンプルで簡単です。


その方法とは、一言で言えば、


『このような要点を満たす対処法は、残念ながら無い』


ということです。


基本的に、過度なお節介をする人に対しては、


それが、どのような丁重な言葉であったとしても、


相手のお節介を断った段階で、


相手はとても不愉快になります。


それゆえ、どのような断り方をしたとしても、


この段階で、相手との関係は、


たとえわずかであっても必ず悪化することになります。


では、常に相手のお節介を受け入れる方がいいのか?


というと、必ずしもそうではありません。


相手の人の機嫌がいいときには問題ないのですが、


相手の機嫌が悪いときに相手のお節介を受け入れたりすると、


「〇〇さんは、とても図々しい。普通なら断るものだ」


などと陰で文句を言われる羽目にもなりかねません。


過度なお節介の人の親切は、あくまでも自分のためのものです。


この、自分のためにする行動とは


つまり、


自分のことしか考えていない行動であり


それは、常に、


その行動の結果を他人の責任に帰する、ということです


それゆえ、


親切を断ったがために関係が悪化したとすれば、


「あなたのためにしているのに」


と、その関係が悪化したことを、断った側の責任に帰するようにします。


また、親切を受け入れたとしても、もし関係が悪化すれば、


「なんて図々しい人なんだ」


と言っては、


関係を悪化させたのは、相手の図々しさであるかのようにするわけです。


要するに、彼らの行動の目的も、


言うなれば、人間関係をうまく行かせないことにあるのです


なぜ、そのような行動をする必要があるのかについては、


人は、どのように自己欺瞞を演じているのか 番外編


の記事を参考にしてください。


では、どのような対処の仕方をすれば有効なのでしょうか?


そのことについては、また次回に書きたいと思います。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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