なぜ、一生懸命頑張ってもうまく行かないことがあるのか? その2 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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マジで今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントのしらたきです。


前回の記事の続きです。


(前回の記事の詳細は、コチラ をご参照ください。)


さて、前回の記事では、


「一生懸命頑張ってもうまく行かないことがある。それでもやるだけやったら満足できるでしょうか?」


と質問される方は、


一生懸命頑張ったと思っていること』が、実際は、


決して『自分の能力を精一杯使うために努力していたことではない


と無意識に分かっているのだ、ということを書きました。


では、なぜ、そう言えるのか?


たとえば、こんな経験をされたことがないでしょうか?


あれこれとやることが多く忙しく働いているときなどに、仕事をしながら


「やっぱり、例の件は先方に確認しておいた方がいいよな?」


などと頭によぎりながら、


「でも、時間がないしなあ。まあ、前にも頼んだことのあることだし、確認しなくても大丈夫だろう。」


と思ってそのままにしておいたところ、相手との間に認識の違いがあり、


まったく違う結果になってしまい失敗してしまった、というような経験です。


そして、このようなときには、後から、


「やっぱり確認しておけば良かった。」


と後悔することになります。そうして、


「何をするにも時間が足りない。一生懸命頑張っているのに、なぜこうもうまく行かないんだ!」


と嘆くことになるのです。


私たちは、ものごとがうまく行かなかったときには、大抵の場合、


「やっぱり、あのとき、ああしておけば良かった。こうしておけば良かった。」


「あのとき、そのことをせっかく思いついたのに」


などと言っては後悔します。


それは、そのときには、『どうすればその状況において最善を尽くせるのか』、そのことがちゃんと脳裏に閃いているからなのです。


しかし、そのときには、


「時間がない」


「邪魔くさい」


「やらなくても大丈夫だろう」


「人の真似などできない」


などと思っては、その閃きを打ち消しそのままにしてしまいます。


そうして、結局はうまく行かないのです。


そして、「一生懸命頑張ってもうまく行かない」と嘆くことになるのです。


つまり、私たちは、その時その時の状況において、自分の能力を精一杯使うにはどうすればいいのか、ということにはちゃんと気がついているのです。


しかし、それを時間がないことや他のせいにしてやらずにいるのです。


そうして、うまく行かない結果を招いているわけなのです。


要するに、多くの人たちが、『一生懸命頑張っていると思っていること』は、


決して『精一杯自分の能力を使うために努力していることではなく


ただ『時間に追われるままにやらされていること』なのです。


私たちは、『時間に追われて、無理をしてやっていること』を


一生懸命頑張っていると思い違いをしているのです


自分の最善を尽くすとは、ただ時間に追われて無理をすることではないのです


では、自分の能力を使うために精一杯努力するとは、どういうことなのか?


この続きは、次回に書きたいと思います。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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