お客様満足度90%以上 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

マジで今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご訪問いただき、ありがとうございます。


心理コンサルタントのしらたきです。


さて、今日は、心理学や脳の話をすこし離れて、統計やデータの数字を見るときに知っていれば損をしないお話です。


最近、ある学会で『子どもの手を見れば、その人が理系か文系かがわかる』という論文が発表されました。


これはどういうことかと言いますと、薬指と人差し指の長さを比べて、人差し指の長さが短ければ理系で、ほとんど同じ長さなら文系だというものです。


思わず自分の手を見た人もいらっしゃるかも知れませんね。


もちろん、このデータは嘘でも間違いでもありませんが、これにはちゃんとした理由があります。


それは別の研究結果が明らかにしているのですが、それによると、人差し指の長さは男性と女性で違いがあるというのです。


その研究論文では、男性は人差し指の長さが短い人が多く、女性はほとんど同じ長さの人が多い、ということです。


これが先の論文の答えでもあります。


つまり、理系には男性の人が多く、文系には女性の人が多くいます。そこで、その人差し指のデータだけを取れば、理系では人差し指の短い人が多くなり、文系には同じ長さの人が多くなる、ということになるわけです。


言うなれば、これは、一種の数字のマジックでもあります。


その他にも身近な例で言えば、たとえば、広告やチラシなどで『お客様満足度95%以上』とか『お客様満足度98%』などと書かれたものをよく見かけますよね。


このデータも決して嘘ではないのですが、そのデータの取り方を知っていれば、なぜそれほど満足度が高いのか、そのからくりが理解できます。


このようなアンケートは、すべての購入者に実施しているわけではないのです。


これは継続して使っている顧客の方のみに、商品に


「もしよければアンケートにお答えください。」


とアンケート用紙を添付して送付しているわけです。


当然、その商品を継続して使っている顧客の方ですから、


「この商品に満足していますか?」


と聞かれれば、


「満足している」


と答える人が多くなります。それゆえ、お客様満足度が90%以上になるわけです。


アンケート結果の統計やデータには、このような数字のマジックがよく見られます。その統計をどのように取っているのかを知ることができれば、その数字に踊らされることもなくなるのではないでしょうか。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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