孤独感と心の弱さ | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントのしらたきです。


さて、以前、『人間の心は決して弱いものではないものごとに対して間違った認識を持っているために心が弱いと感じるだけだ』ということを書きました。


(詳しくは、関連記事「心の弱さ 」をご参照ください。)


しかし、それでは、孤独を感じるのはどうしてなのか?


寂しくて人恋しくなるのは、心が弱いからではないのか?


と思われる方もいらっしゃると思います。


確かに、寂しくて人恋しくなるのは心が弱いからだと考えると、とても自然に思えます。


しかし、寂しくて人恋しくなるのも、決して心が弱いからではないのです。


もし本当に人間の心が弱いものならば、『寂しくて人恋しくなる』という感情と、逆に、『人との関係が煩わしくて孤独を好む』という感情は、進化の過程で淘汰され無くなっていたことでしょう。


そして、私たちは、親、子、夫婦、兄弟、姉妹、恋人、友人、上司、部下、その他どのような関係の相手に対しても、皆一律で同じように、付かず離れず当たり障りの無い一定の距離感を保った関係を続けているはずです。


おそらく、『人を好きになる』という感情や『人を嫌いになる』という感情も、当の昔に無くなっていたはずで、人間の恋愛関係は、愛情ではなくもっと別の感情によって結び付いているはずです。


なぜなら、ほとんどの人が既に経験されていると思いますが、人がたった一人でいることも、反対に、他の人と親しくなることも共にとても覚悟のいることだからです


心が弱ければ、決してできないことなのです。


人間の心が本当に弱いものならば、自らの心を傷つけるような行動は、進化の過程で当の昔に淘汰されていなければおかしいのです。


その感情が今も残っているということが、人間の心が決して弱いものではないということの証明なのです。


それゆえ、私たちが『寂しくて人恋しくなる』のは、決して心が弱くてダメだからではないのです。それは、『人と人とを結び付けるための積極的な感情』なのです。


そして、『人との関係が煩わしくて孤独を好む』という感情は、『有意義な一人の時間をもつための積極的な感情』に他ならないのです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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