切羽詰ってからしか行動できない人の心理 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントのしらたきです。


さて、先日掲載した記事「心の弱さ 」に関して、次のようなご質問をいただきました。


「私はギリギリ切羽詰ってからでないと行動できないのですが、


それは心が弱いからではないのですか?」


確かに、ギリギリ切羽詰ってからでないと行動できないのは、


自分の心が弱いからだと思ってしまいますよね。


しかし、これは、もちろん、心が弱いからではありません。


以前の私もそうでしたが、


この方のように「ギリギリ切羽詰ってからでないと行動できない」という人たちは、


大抵の場合、後になってから必ずと言っていいほど、


「もっと早くやっておけば良かった。だから私はダメなんだ」


と言っては自分に対して『ダメだし』をされます。


つまり、この『ダメだし』こそが、この行動の本質であり、


自分を責めて後悔することこそが、この行動における目的なのです。


言うなれば、この行動は、このような人たちが犯す『失敗のパターン』なのです。


そして、このような『失敗のパターン』を繰り返し、自分のことを責めることによって、


自らの行動の範囲をどんどん狭くし、自分が行動できないようにしているのです。


つまり、これは、


自分が行動するのを避けようとする一種の回避行動なのです


要するに、この「ギリギリ切羽詰ってからしか行動できない」というのは


この回避行動を実現するための『言い訳』に使われてしまっているのです


もちろん、これは、このような人たちが悪いわけでも、


意図してやっているわけでもありません。


あくまでもものごとに対する認識が間違っているために、


無意識のうちに誤って作り出されている自己欺瞞に他ならないのです


よく考えてみてください。もし本当に心が弱いのならば、


ギリギリ切羽詰ってからのほうが、却って行動できなくなるはずです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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