ご機嫌いかがでしょうか?
心理コンサルテングオフィス ふくよしです。
経営について、勉強している人なら、ドラッカー博士の名前を知らない人はいないでしょう。
最近では、わかりやすく解説した、こんな本も出ているようです。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎 夏海
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ピーター・ドラッカー博士については、ウィキペディア を参照ください。
私もドラッカー博士の本を、何冊か読んだことがあります。
それは、心理学を勉強する前の話です。
(心理学を勉強をした後)
当時は”本質の意味を理解していなかったこと”、”間違って捉えていたこと”をわかっています。
ドラッカー博士の本を、何度読んでも(何回も読めばわかる人もいるかもしれませんが、遠回りです)、心理学を勉強して、人間を理解(心の仕組みなどを理解)していなければ、わからないと思うのです。
たとえば、ストレングス(強み)について、『成果を上げるエグゼクティブは、人間の強みを生かす。弱みを中心に据えてはならないことを知っている。成果を上げるには、利用できる限りの強み、同僚の強み、上司の強み、自分自身の強みを使わなければならない』と言っています。
しかし、ここでいう”強み”とは?いったい何のことなんでしょうか?
わかっているでしょうか?
たとえば、”私は、社交的なので、接客する仕事が得意です。”という人がいます。
そして、そのような人は、自分では、これが強みだと思うようです。
これが、一般的に理解している”強み”ではないでしょうか?
しかし、自分でわかってると思い込んでいる強みが、強みであるとは限らない。むしろ間違っていることが多いものです。
だから、社交的だという理由だけで、接客(業)をさせると、意外に失敗するケースがあるのです。
つまり、ここでいうドラッカー博士の”強み”とは、自分自身では、案外わかっていないことなのです。
人間は、誰でも幸せになりたいと思っています。
しかし、その幸せを定義させれば、千差万別、全く同じというものはないのです。
人の数だけ幸せの数があるのです。
それさえもわかっていない経営者は、ごまんといます。
だから、自分(経営者)の幸せを押し付けるのです。
有能な経営者は、そのようなことはしません。
なぜなら、本質を理解しているからです。知っているのです。
ドラッカー博士も、(経営を通じて、)人間を幸せにしたいということが究極の目的であったはずです。
最良の経営者になりたいなら、まずは、心理学を学んでから、経営学を勉強して欲しいと思うのです。
なぜなら、人間が作った社会のうえにしか、私たちは、生きていくステージがないからです。
最良の経営者になるためには、まずは、最良の人間になることなのです。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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