思ったとおりにならない | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご機嫌いかがでしょうか。


心理コンサルティングオフィス ふくよしです。


さて、先日、NHK教育テレビの番組で、

ハワイに住み、アメリカで布教活動に従事されている、

天台宗の大僧正である荒了寛さんという方の言葉が紹介されていました。

その言葉とは、

It doesn't turn out the way you thought,

but it turns out the way it was done."


というもので、日本語に訳すと、


『思ったとおりにはならないが、やったとおりにはなる』

という意味になります。


この言葉を聞いたとき、

当たり前で単純なこの言葉の奥に、人の行動の本質が隠されているように感じました。



多くの方が経験されていると思いますが、人の行動は、決して思いどおりにはなりません。

それは、人が思ったとおりには行動していないからです。

人は、いつも自分が思ったとおりに行動しているものと勘違いしています。

しかし、実際は、知らず知らずのうちに、思ったとおりの行動をやらなかったり、

思ったことをやるのを先延ばしにしたり、

時には、思ったこととは全く逆の行動をしたりしています。


そして、そんな場合には、悩むという行動によって、

あたかも自分は思ったとおりの行動をしているのだが、


うまく行っていないのだと自分に思わせるように自己を欺いているのです。


人の行動は、やったとおりにしかなり得ません。


だからこそ、今、自分が何をしているのかに気づく必要があるのです。


もし、思ったとおりのことをやりたいのなら、

今自分がやっていることは、思ったとおりのことなのか、



今やっていることを続けていけば、どのような結果になるのか、


常に、そのことに気づいている必要があるのです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。



心理学教育の必要性と気づきの思考法を広める活動をしています。


よろしくお願いします。
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