人は、自分自身を自分が考えているとおりに行動したり、あるいは、感情をコントロールすることができれば、
今よりももっと人生が上手くいくだろうと思うことがあります。
心理学的思考法の1つに、”自分を活かす自己操縦術”というものがあります。
学習と訓練により身につきます。
心理学的に思考することができれば、自分自身を活かすことが今よりもできるようになります。
なぜ?自分を活かすことが難しいのか?
それは、人間は、意識することを意識できるようになったからです。
つまり、自分のことを客観的に見ることができるので、自分は客観的であると錯覚してしまうからです。
鏡に映っている手を見ながら、自分の手の動きをコントロールすることが難しいのと似ているかもしれません。
私たち人間は、主観的であり、主体性を意識しなければ、上手く自分を使うことができないのです。
決して、自我が本能を抑圧したり、あるいは、本能に支配されているわけではないのです。
自己コントロールできないという状態は、”その人の精神活動(思考、感情、行動)”について、不適切な学習と訓練によるものなのです。
つまり、学習の失敗により、自分を適切な方向に活かすことができずにいるのです。
1つの統一された自己をより善い方向に向かい、目的を達成するには、”顕在意識”という人間特有の特性を主体的に使うことなのです。
その学習と訓練により自分を活かすことができる操縦術が身に付くのです。