不満を持つ生き方、満足する生き方-心理学的思考法で検証する | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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不満。




これは、誰でも多かれ少なかれ、日々の生活で持つようです。




不満を持つことは向上心がある証拠などと言う方もいますが、どうでしょうか?




どうして不満を持つのでしょうか?どうすれば満足するのでしょうか?





心理学的思考法で検証したいと思います。






私は、以前、心理学でいう”合理化”について、これが問題だと思うと書いていますが、イソップ物語の”きつねと葡萄”のきつねは、葡萄を食べたいのに、食べれないときに、どうせ、葡萄はすっぱいから、取るのをあきらめるというものです。




あなたの問題は、私の問題なのです。というブログ記事で、”自分でいったい何をしていているのか?それは誰の領域の問題なのか?私は、何がしたいのか?を、それに注意をして、意識していく必要があるのです。”


と書きましたが、きつねに置き換えて言うと、この意味は、その”不満を意識して体験しろ!”という意味です。




きつねは、解釈の中で生き、不満を体験する前に、解消しようとします。




だから、このきつねは、不満を持つのです。




会社なので、上司から言われた時、不満を持つ方は、納得を体験しようとしません。




例えば、




仕事の進め方で、意見が合わず、こんなやり方が嫌だと思っていたとしましょう。




上司から、”これは命令だ!”と言われれば、嫌でも命令に従おうとするでしょう。




その時に、合理化を使い、”上司命令だから仕方がない”と上司の言葉を解釈をするわけです。




つまり、納得していないのです。





納得を体験することなく、上司の言葉をそう解釈したのです。





こういう方は、残念ながら、会社は面白くない。会社はつまらない。俺は奴隷だ!とか不満をもらすのです。







つまり、納得を体験することが怖いので、”合理化”という解釈の世界に逃げ、いつも不満を持つのです。





これが、不満を持つ生き方だと思うのです。






では、満足する方法とは、常に、”を体験”しようと意識することです。





先程の話しで、上司から、命令だ!と言われて、納得していないなら、その納得を体験しようと意識するのです。そうすると、あなたが思っていることを表現できるはずです。




例えば、




上司が、気分を害すると思うなら、まず最初に一言謝ってからでもいいです。




『すいません。お言葉を返すかもしれませんが、ここでおっしゃっている”命令”という意味が理解できません。


私は、会社のために、その仕事について、よりベストな方法を選択しようと努めています。





命令だからという言葉は、ベストを選択する答えにはなっていないように、私は思います。





すいませんが、上司の意見がより、ベストな方法だという説明をしてください。





私は納得して仕事がしたいのです、よろしくお願いします。』




ここまで言えば、もし、上司の仕事の方法に従わなくても、納得はしていけるでしょう。




これが、納得を体験することです。




常に、相手の言葉を勝手に解釈して、”合理化”というその場しのぎの解消をしていると永遠に不満はなくならいと思うのです。





これが、満足する持つ生き方のコツだと思うのです。