鳩山総務相の発言から学ぶ | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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『鳩山邦夫総務相は24日午前の記者会見で、公然わいせつの現行犯で逮捕された「SMAP」の草なぎ剛容疑者を「最低の人間だ」と批判した23日の自らの発言を撤回した。

 草なぎ容疑者は地上デジタル放送推進のメーンキャラクターを務めており、鳩山氏は「はらわたが煮えくり返り、言ってはいけないことを言った。人間が人間を評価することはできない。『最低、最悪の行為だ』と言い換える。反省して出直してもらいたい」と述べた。鳩山氏の発言には、「言い過ぎだ」といった抗議が総務省に寄せられていたという。
 一方、鳩山氏は草なぎ容疑者の降板について「やむを得ない」と述べ、新しいイメージキャラクターの選定を急ぐ考えを示した。』
※Yahoo! Japan ニュースより抜粋


この発言は、不適切だと私は思います。そして、発言を撤回、修正したことは適切だったと思います。


この発言の教訓は、


人が他の人を評価し、人そのものにレッテルを貼ることは、不適切だと思います。


人が、他の人を正しい、間違い、良い、悪いという評価をするならば、行為そのものであって、人そのものではないということです。


問題は、常に、行為にあって、行為者そのものでは、ないのです。だから、教育があるのです。学びや気づきがあるのです。人は向上できるのです。


不適切な行為があったならば、適切な行為に変えることを学び、次にしないようにすることが大切です。



日常生活(家庭、職場等)で、このような事を言ってしまうことがあると思います。


もし、子供が乱暴をしたとしても


例えば、”父親に似て、乱暴な人間だ!とか、悪い人間だ!”というような


人間そのものを評価し、レッテルを貼るような言い方ではなく、乱暴な行為に対して、意見をいうようにすることが大切です。


そのような事があったとしても、その子が、朝から晩まで、乱暴をしているわけでも、毎日誰かを殴っているはずばないのです。


人間そのものにレッテルを貼ることで、人の行為を適切なものへと変えるチャンスを奪うことになりかねません。


気をつけたいものです。