成功しなければならない-心理分析と考察- | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

前回のブログ記事で、人間は、今よりも豊かで、有益に人生を生きたい、プラスの方向に向かって生きていると書きました。


しかし、だからと言って、成功しなければならないわけではありません。
※ここでは、わかりやすいように、成功を経済的に裕福になることと定義します。


誰からも賞賛されるような特別な人にならなければ、生きている価値がないわけでも、社会から認めてもらえないわけでもないのです。


これが、人間は、事実そのものではなく、事実をどう受け止めるかで左右されるという意味なのです。(これを主観的現実といいます)


しかし、このような人は、成功しなければならないと考え、感じ、行動することが当たり前だと信じているのです。

(自分の法則が、人生全体をわたる考え方や感じ方、行動の仕方を決め、人生に対する態度として根ずいているからなのです)


これを心理学では、”基本的誤り”といいます。


例えば、成功しなければならないという人は、慢性的に人生に満足しておらず、過剰に野心的であり、すぐに成功をしたがったり、あまりにも多くのことを、あまりにもすぐに欲しすぎたり、他者のすべてから打ち負かされて、不必要に罪を感じていたり、他者から過剰に認められたがっている等があります。


成功することが良くて、成功しないことが悪いというわけではありません。


自分もいつかは成功したいと思い、努力することは悪いことではありません。


努力した結果、成功すれば、うれしいかもしれません。努力した結果、成功しなければ、残念かもしれません。


しかし、成功しようがしまいが、あなた自身の価値は、何も変わらないはずです。



最悪なのは、自分は、成功しなければ、他者との関係において、成功しないと信じてることなのです。


成功しようがしまいが、あなた自身に価値はあるのです。そして、何も変わらないはずなのです。