半径5mの土中環境を整えていこう | お薬を減らしたいママのための自然療法スクール【こどもとアロマ】

お薬を減らしたいママのための自然療法スクール【こどもとアロマ】

こどもの風邪、ケガ、皮膚のトラブル、アレルギー(喘息・花粉症・アトピー)などをアロマ、ハーブウォーター、クレイを使ってやさしくお手当。お薬を減らしたいママのための自然療法スクールです。

こどもとアロマの原亜紀子です。

 


1か月前から楽しみにしていた
ダーチャの家でのリトリートへ行ってきました。


これまで
イメージしていたリトリートって
遠くの大自然の中まで
時間をかけて出かけでいくものでしたが

家から車で15分の場所で
まさかリトリートできるなんて・・・
いろんな意味でとっても贅沢。


しょっちゅう車で通っている道の
すぐ近くなのに
まるで遠くまで来たような
そんな不思議な場所です。


ダーチャの家は
道路側からぱっと見ただけでは
昭和感あふれるただの古い住宅です。

でも、中に入ってみると
その印象を
いい意味で裏切ってくれる
とても心地よい空間に驚きます。

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なんでこんなに気持ちいいんだろう?
と思うのだけど
それには1つ1つちゃんとした
理由があるのでした。



家の敷地の周りは
昔ながらのブロック塀で囲まれているので
見た目には周囲の土地と切り離された
状態になっています。

以前は本当に
切り離されていたのでしょう。


でもいまは、
庭の四隅に大きな穴が掘ってあり
その四点を繋げるように
ブロック塀の内側のラインには
深めの溝が掘られています。

穴と溝には
竹炭やもみ殻燻炭を撒き
木の枝をぎっしりと敷き詰めてあります。

そこへ水が浸み込み
水の通り道となっていて
いまは塀の下の地中では
ちゃんと外側の土地と庭とが
繋がっているのです。


そして水が通ると
空気も通るようになり
枝には菌たちが集まり
菌糸ネットワークを作っていきます。


そうやって
土中環境のための
整備がされているのです。



屋根から雨水が落ちる場所にも
溝が掘られていて
水が浸透しやすいように
木で水の通り道が作られています。


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そして、
家の周りをぐるっと囲むように
植樹がされていて
いまは1.5〜2mくらいの高さに
伸びています。

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植樹した周りにも溝を掘り
炭や枝、落ち葉などで
水の通り道が作ってあり
木が根を張っていけば
さらに水が浸透しやすくなっていきます。

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きっと数年後には
この木々が大きくなり
気持ちよい木陰をつくり
夏も過ごしやすくなるんだろうな・・


実際、ほんの数メートル離れた
高田さんのお家は
すでにそういう場所であることが
外からみただけでも想像できます。




今回、
リトリートに一緒に参加したのは
もう10年以上のお付き合いになる

おゆみ野の発酵料理教室の永井彩先生。

 


彩ちゃんちのお家は
とっても素敵で
生徒さんたちにも大人気!


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9/10(土)10時から

発酵玉ねぎの体験動画レッスンがありますよ~

 

 

 

でも、お庭のほうは
蚊がいっぱいいることで
庭作業がだんだん遠のいて
しまっているそうです。


そこで
自分たちで環境整備ができるように
穴の掘り方などを
実際に眞代子さんに見せてもらって
私たちも体験してみました。

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動画は重すぎて貼れなかった・・


そのとき
穴の奥からでてきた土の中には
かたい砂の塊のようなものも
混じっていました。


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たしかに
そこに草は生えなさそう。

以前は庭の全部が
そんな砂のような土だったそうです。

それを高田造園の方たちが
総力をあげて
環境整備をしたそうなので

家の周りの土中環境を
整えていきたい人には
生きた教材のような場所だと思います。

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土壌の改善の話は
発酵料理とも繋がるのから
彩ちゃんも興味津々。


いちばん驚いたのは
ダーチャの庭に
蚊が一匹もいないことだったそうです。


人が嫌だと感じる生き物って
水や空気が滞り
腐敗が進んでいるような
人が嫌う環境のところに集まってきます。


だから
庭の環境を整えることで
蚊が好む場所ではなくなり
自然といなくなるそうです。


ダーチャの家では
キッチンの窓から
外のコンポストにポイって
生ごみを捨てて
むき出しのままにしているのですが

そのコンポストにも
Gやハエはやってこないそうです。


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腐敗ではなく
発酵をしているコンポストは
へんな臭いもまったくしません。

生ごみなのに見た目も
嫌な感じがしないのです。



家の中の気持ちよさは
自然の土の壁や天井
無垢の木の床など・・

自然素材を使って
昔ながらの施法で
リフォームがされているので
壁も床も天井も
しっかりと呼吸ができているのでしょう。

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キッチンの天井がすごく可愛い。

 


2年前に家主さんが亡くなり
もしかしたら
荒廃した空き家に
なっていたかもしれないのに・・
なんてラッキーなお家なんでしょう!





これまで学んできた体のこと
病気のこと
本間先生のお話
自然農のこと

そういったこと全部が
小さな家と小さな庭の中に
カタチとなっていて

本当に大切なことは何かということを
雄弁に語ってくれて。


わたしの頭の中で
散らばっていたいろんな知識と
目の前にあるものが
まさに菌糸ネットワークみたいに
ぜんぶぱ〜っと繋がって
感動しっぱなしの2日間でした。



彩ちゃんも
発酵の世界と
たくさん繋がることがあって
同じようにすごく感動していて

その姿も
私はとってもうれしくて
本当に楽しい時間を過ごしたのでした。




家に帰ってきてから
もう一度土中環境の本を開いて
読み直してみました。

 

 


いまの環境整備は
災害などで木が倒れたり
土砂崩れが起こったりすると

本当の原因には目を向けずに
危ない木を伐り
崩れた場所を
コンクリートで塞いでしまいます。

それによって
水の流れは止まり
木は力を失い森はヤブとなり
泥詰まりがおきて

どんどん災害が起きやすくなる
悪循環であることが
図解とともに
わかりやすく解説してありました。



これってまさに
私たちの身体に起こっていること
ではないでしょうか?


症状がでたときに
薬を使って症状だけを消し去ることは
まさに水の出口を
コンクリートを塞ぐことと同じです。

やがて出口を失った症状は
体の中で
泥詰まりのように
いろんな場所の不調として
表れてきます。



昨年の伊豆山で起きた
泥詰まりによる土石流の大災害。

私たちの身体も
症状を塞ぎ続ければ
さいごには命に関わるような
大きな病気になっていきます。



気づいた人、一人ひとりが
お家の周りの
環境を整えていくようになり
それが土の中で繋がっていき
水や空気の循環が取り戻されていけば

最終的には
そこに住まう私たちも
健康になっていけるはず。


「体も1つの生態系」
という本間先生の言葉を
思い出します。




土中環境の本でオススメしていた
35cmのマイナスドライバーが
ちょうど昨日届きました。

(本にオススメの道具類が載っています)
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私は自分の庭はないけれど
畑やご近所の彩ちゃんの庭などを

これでグリグリして
縦穴をあけて
身近なところの
土中環境を整えていくことから
始めてみようと思います。

枝も集めてこなくちゃだわ!




さてさて、
クレイのことを全然書いてませんが
今回も虫刺されや
草刈りでのひっかき傷や
トゲが刺さったときなど
毎日大活躍でした。

 

 

秋は外へのお出かけが楽しい季節。

クレイを使えると

いざというときにとっても便利です。

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草刈りでトゲが刺さった

 

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畑で何かに刺されて唇がぷっくり


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今日はくーちゃんに噛まれて負傷・・



また、いろいろと

お役立ち記事書いていきますねー!

 


****************
 

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こどもとアロマについて


講師プロフィール

原 亜紀子

ママのための自然療法スクール*こどもとアロマ 主宰

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グッズ撮影:すずきみさえ