そこはかとなく金木犀の香る季節となったきょう、先週の体操競技に続き、新体操の福島県高校新人大会いわき地区大会が、磐城第一高校の体育館を会場に開催されました。
いわき地区高体連(新体操)部会長であるいわき光洋高校森義彦校長先生の前で小幡咲文佳選手(磐城一高)の選手宣誓し、フープとボールの演技が始まったところですが、3年生が抜けたあとの次を支えリードする立場となる2年生と1年生が出場する大会ということでエントリーは3名にとどまったものの、それぞれに今日までの練習の成果を発揮する演技を見せてくれました。
また、中学生の地区新人大会も併せて開催され、高校生と同じフープとボールの手具を使った演技で競い合いました。
試合の結果は次のとおりです。
[高校生/フープ]
1位 小幡咲文佳(磐城一高)
2位 和気美海(磐城高校)
3位 藤谷有沙(磐城高校)
[高校生/ボール]
1位 小幡咲文佳(磐城一高)
2位 和気美海(磐城高校)
3位 藤谷有沙(磐城高校)
[高校生/個人総合]
1位 小幡咲文佳(磐城一高)
2位 和気美海(磐城高校)
3位 藤谷有沙(磐城高校)
[中学生/団体]
1位 いわきキャロット新体操クラブ
(小野沢彩乃・馬場綾音・藁谷千珠・伊谷美月・五十嵐杏菜)
[中学生/フープ]
1位 佐藤菜樹
2位 鈴木香乃華
3位 五十嵐杏菜
[中学生/ボール]
1位 佐藤菜樹
2位 鈴木香乃華
3位 五十嵐杏菜
[中学生/個人総合]
1位 佐藤菜樹
2位 鈴木香乃華
3位 五十嵐杏菜
先ごろ開催された世界大会で見事42年ぶりにメダルを獲得した“フェアリージャパン”に続く選手が、この中から出るかもしれないと思いながら演技を見れば、まだまだ発展途上のこの選手たちは、惜しくも入賞を逃した選手も含めそれぞれに無限の可能性を持つダイヤモンドの原石です。
どの選手も大会を重ねる毎に着実にその演技の確実性が高まっていることを素人の私でさえも見て取れるものでしたが、いつものことながら順位がつくのは競技会の宿命であり、それぞれの選手がいま現在の自分のレベルを確認し、さらに上位へ向かうことを目標とするならば必ずやそれは達成できるという確信をもって、次なる試合に向けた練習を重ねてくれることを望みます。