自衛官候補生課程修了式が挙行されました。 | 木田たかしオフィシャルブログ Powered by Ameba

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平成29年度 自衛官候補生課程の修了式が、陸上自衛隊郡山駐屯地の屋内体育館を会場に行われ、4月9日からの約3ヶ月を乗り切り晴れて自衛官としての道を歩むことになる58名の新隊員の皆さんを、ご家族やその他のご来賓とともに陪席させて頂きお祝いをしました。

 

この4月9日にこの場所で、彼らとともに候補生課程入隊式に臨んだ何人かがここまでたどり着けずに駐屯地を後にしたことを思えば、この間の厳しさや辛さというものがどれほどのものであったのかということが胸に迫り、見事に整列した58名の皆さんのひとりひとりの顔に現れている自信と誇りが一層輝きを増して見えます。

 

 

牧野雄三司令から代表の候補生にこの訓練を修めた証となる修了証が手渡たされ、続く式辞では、「これから様々な場面で求められる判断の基底には使命感をおいて、安易な道と厳しい道の二者択一では敢えて厳しい道を進むことが、人としても大きく成長する最善の選択となる。」とのお話とともに、この期間中寝食を共にし、正に同じ釜の飯を食べた「同期との絆をさらに強くして欲しい。」との言葉もありました。

 

きょう修了証を手にされ改めてそれぞれの部隊での実践的な後期教育訓練へと進む皆さんには、間は自らを律することを求められこれまで経験したことのない時間の中で過ごさなければならなかったこの3ヶ月は、心身ともに大変な期間であったと思いますが、他では決してできない経験であることは当然、自らが望んでこの経験を積んだということは、間違いなくこれからの人生の中で大きな宝となるものであり、人としての厚みであったり大きさであったり何かの折にきっと役立つものとなることをこの私が請け合います。

 

自衛官として与えられる任務はとてつもなく大きく重いものですが、それを任務とすることができることに誇りと自信をもって、新任地でも頑張っていただきたいと思います。

 

 

 

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