第60回福島県中学校体育大会(新体操競技)のいわき地区大会が、市内平上荒川の市総合体育館で開催されました。
片寄晏唯選手(平一中・主将)の選手宣誓で始まった中学生の大会。
全国大会まで続く第一の関門となるこの大会の位置付けがそうさせるのか、出場の選手たちが緊張していることが手に取るように見えるところで順次試技が進められましたが、それぞれにこれまでの練習のすべてを出し切る思いで演技に望む姿は、初々しくも力強さを感じさせるものでした。
試合はフープとボールの二種目で競われたところですが、試合の結果は次のとおりです。
[個人総合/女子]
1位 佐藤菜樹(錦中)
2位 鈴木香乃華(中央台南中)
3位 五十嵐杏菜(江名中)
4位 根本一愛(平二中)
5位 伊谷美月(泉中)
6位 鈴木海凪(平二中)
6位 佐藤愛子(平一中)
8位 小野沢彩乃(草野中)
8位 藁谷千珠(藤間中)
10位 馬場綾音(藤間中)
11位 三浦実栞(平一中)
12位 根本美鈴(平三中)
13位 平塚結(平一中)
棄権 片寄晏唯(平一中)
県大会へは総合6位までの選手が進出することになりますが、今回は同点6位の2名の選手のうち、二種目の実施点上位となる鈴木海凪選手が県大会への切符を手したところです。
思いが叶わず自らが描く成績と順位が得られなかった選手も当然いたわけですが、いつもながらではありますが、競技としての性格上、順位がつくのはやむを得ないところで、出場選手の一人ひとりがこれまで積み上げてきた辛く厳しい練習が容易に想像できる演技に、改めて、心からのエールを送りたいと思います。
選手たちがそれぞれに重ねてきた練習の道程は、いずれどこかで必ずや自らの人生の糧となっていきてくるものと確信しています。
そんなことに思いを馳せながら、出場した選手の一人ひとりのこの先が、この新体操を通して豊かなものとなって行くことを願わずにはいられませんでした。
県大会でも頑張れ、いわきのフェアリー達!!