ネタ提供ありがとうございます。
若手が職場にあふれるこの時期
みんなピンクのオーラでいいにおいするー
ふんかふんか
皆で若いエキスを堪能しようではないか。
みんなかわゆいのー
さて
大学病院でひどい目にあったかもしれないマダムから
ちょっと意地悪なお便り。
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Q.
大学病院で初診の患者は
どのように割り当てられますか?
指導医レベル以下に当たったり
指導医レベル以上だったり、
何を基準に割り振りしているのか気になります。
A.
シビアだね~苦笑
見た目老けてても「若手」や「駆け出し」も
珍しくないですYO
あんま意地悪言わんよ。誰でもちゃんと診察するがな。
他の大学病院のことはわからんが
私がかつて勤務していたところは
お産とがん、
ムズカシイ病気持ちのマダム、および
赤ちゃん待ちで苦悩のマドモアゼルたちは
ベテランが診て
その他の
大学病院が一番近いから、だの
大学病院が安心だから、だの
とりあえず検診したい、だの
といった、ちょっと間違って迷い込んだ勘違いのマダムは
レジデント(卒後3~5年目)が
「一般外来」と呼ばれるブースにて
交代でお守りしてましたYO
人呼んで「吹き溜まり外来」。けけけ
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大学病院は教育機関でもあり研究機関でもあるため
他の病院にはない珍しくて高価な器械もあり
よそではできない研究レベルの検査などができる反面
教育のため、特にせんでもいい検査、特にせんでもいい診察が
あるかもしれないしないかもしれないところではある。どっち。
大学病院を離れて随分経つので
今まさにどうなっているのか現在進行形ではわからんが
聞くところによるとあんま、体制は変わってないようです。
産科、腫瘍、内分泌のそれぞれの外来は
各エリアのエースが主に外来に出てましたね。日替わりで。
当時は火曜日が私の担当だったんですが
まあ、大学病院なんで
めっちゃすごい病気を持った人たちがわんさか来てました。
恐怖の火曜日。この日だけ胃痛がしてましたYO
見た目よりナイーブな私♥
その3分野に当てはまらない病気や
近所にお住まいってだけのマダムは
一般外来でひたすら泳がされていましたが
主力は若手で、忙しい病棟業務の合間に
教育と言う名の下、いやいやながら
外来業務に従事させられているようでした。
まあ、楽しくはないわな。わかる。
忙しいと人間は疲弊する。
余裕をもって業務にあたるのは
何も医者本人のためだけではなく
マダムたちのためでもあります。
そんなこんなで
たま~に一般外来の人の手当てがつかず
各専門外来のベテランもそちらに回されたりしていましたが
これがねー怖くてね~~~~~泣
皆が自分の順番で爆発しないように後回し、後回しにしていた
爆弾が、自分の順番で回ってきて見事爆発!
ってことがありました。恐怖のフルーツバスケット(知ってる?)
つまり、重症の患者さんがなぜか
一般外来に潜んでおるのです~~~~
救急車で来てよ~的なおっそろしい状況のマダムが
普通の、検診してちょマダムに紛れて突然やってくるわけですYO
そう、吹き溜まり外来とは
自らの腕前を試される道場。
専門外来には選びに選んで、それしかない!的な
マダム&マドモアゼルしか来ないわけで
重症だけれど別段、怖いことは何もない。
得意分野だし。わかってるし。
ところが吹き溜まり外来は
専門でもなければ詳しくもなく
ただただびっくり箱みたいなビョーキが隠れていて
しかも、しかもですよ
うすうすご本人にも胸騒ぎかつ何かしらの天のお告げがあり
「大学病院に行くように」
と守護霊から導かれたような
めっちゃホンモノなことがあるんですYO~~~~怖
何度このホンモノが爆発し、爆死に至ったことか・・・
思い出しただけで手に汗を感じています。はあはあ
ま、大学病院も他の医療機関の紹介状がないと
受診できなくなっていることだし
だんだんそういった
野良マダムも少なくはなっていると聞きおよびます。
あなたの虫の知らせ、大事にね。
間違ったところを受診せぬよう
いつも
「先達はあらまほしことかなby仁和寺の法師」なのでした。まる。