ネタ提供ありがとうございます。
メッセージに何かしら、
商品の宣伝をお願いするものがぽつぽつ来ているが
極めつけにめんどくさがり屋なので
ごめんあそばせ。
尻にクリーム塗って→しばらく塗って
→尻の具合を鏡で確認→つやが出たかどうか確認
→前後で写真撮る→ブログになにかしら書いて
→写真をアップして→感想を書く・・・
思いつく限り、かなりの工程があるじゃないか。無理。
そちらもきっとお仕事なのであろうから
お断り申し上げるのは大変申し訳ないが、
きっと別の、尻に日々、注目しているマダムが
宣伝してくれると思うYO。がんばれ。健闘を祈る。
しかし、なぜに尻クリーム・・
確かに山笠の担ぎ手は
見せ尻にするため尻ケアをしているとの情報があるため
そちらを狙うといいのに・・・と、
担当者に教えてあげたいがぐっと我慢する。
もしこの記事を読んでくれていればトライ。
さて、だいぶ尻クリームにブログ面を割いた。
そんなこんなで何かの宣伝は
だいたいのところお断りしておりますので
安心して読んでください。
ちなみにつらたーんは
誰からも宣伝されていないことを明記。
ちょっと辛すぎた。かっら。口から火を吐くかと思た。
もっと若いマドモアゼル世代のチョコレート嚢胞
いつ手術するの?問題
ちょっと前の国家試験に出題されていた。
婦人科医の間では
日常臨床のあるあるを扱った良問とされたが
産婦人科の授業など居眠り&鼻くそほじる時間
くらいに思っているだろう医学生には
難問だったようで、採点から外されたと聞く。悲しい。
赤ちゃんほしい世代のチョコレート嚢胞の治療は
取っておしまい!的マダム世代のそれとはまた別の苦悩が存在する。
チョコレート嚢胞は卵巣の周囲に
癒着を生じさせるばかりか
どうも排卵まで邪魔しているらしいのであるが
いざ手術で嚢胞を摘出しようとすると
正常な卵巣までちょっとは削れてしまうので
大事な卵が手術によって失われる可能性も秘めている。
卵巣の機能を最優先して
先に体外受精で採卵しようとすると
間違ってチョコレート嚢胞を穿刺してしまい
結果として中身が漏れ、それを餌にばい菌が入って
不妊治療どころではなくなるような
骨盤腹膜炎をおこす可能性もあり
腕のいい不妊治療の専門家だと
場合によっては先に手術してこい、
と言って寄越します。
そこらへんを見極めつつ
この人は先に手術、あの人は後で手術、と
判断していくわけなのであるが
なかなかどうして、
そう簡単にはマドモアゼルも動かない。
個人の思いがそこに加わり
なんで私は先に手術なの、
そんなの嫌に決まってるでしょう~
的な爆弾も時に紛れる。
一人外来で爆発すると後がつかえてしまうため
慎重に導火線を切っていく作業が求められる。
外来では一発触発
いつ何時誰が爆発しても対応できるよう
常にペンチを携帯しておかねばならない・・・あれ?
何の話だったっけ
・・・そうそう、チョコレート嚢胞ですYO
ちょっと気持ち、
何かの特殊捜査班みたいになっていますが
それだけ生殖年齢のチョコレート嚢胞は
血と汗と涙がつきもの。
甲子園と同じくらい、
熱き闘いが繰り広げられておるのです。