早熟 -9ページ目

楽しみと言えばお前と会う事くらいで、それ以外は全部カスみてえなもんさ。

暑い、、、、。
何だこの暑さは?
夏ってこんなにも暑かったのか?
それとも、最近の不景気で感覚が麻痺したのか?

まあ、どうでも良いが、現状を認識しなければいけない。

今日は久しぶりのゆったりとした一日、、、、。
朝から好きな音楽でも聞きながらエスプレッソでも飲もう。

ん?

どうした?

なんだ?

何を聞いていいかわからん、、、。

聴きたい曲がない、、、。

オレのiTuneには10,000曲ほど入っているが、今聴きたい曲がないのだ、、、。

好きな曲は山ほどある。むしろ、好きな曲ばかりだ。

どれも聞きたくて困ってしまう訳ではない。

つまり、今の気分は知ってる曲を聴きたい気分ではなく、初めて聞く曲をわくわくしながら聴きたい気分だ。

何でも良いから聞いた事ない音楽を聞こう。

そう思い、近所のCDショップに行こうと下北の街を歩いていると、道ばたに信じられないものがあった。

それは、銀色に鈍く光り、静かに眠るようにたたずんでいた。

オレはそいつを見た瞬間体中に電気が走った。






これは、、、、、。


そう、3年前に盗まれたオレの自転車、、、、。


こんな所に、、、。


どんな感情がわいたのかわからないが、オレは思わず泣きそうになった。

タイヤは前後輪ともズタズタで、すぐには走りそうにもないが、鍵は刺さったまま。オレの自転車だという決め手になったのは、ハンドルに貼ってあったライブハウスのバックステージパス。

オレはいたわるように彼を自宅前まで運んだ。


誰が何のために盗んだか知らない。こいつがどんな3年間を過ごしたのかもわからない。ただ、オレの所に戻ってきてくれたという事に感動した。

CDを買う予定の金でこいつを修理してやろう。


ああ、、、それにしても暑い、、、。




幸福は自己満足  不幸は被害妄想

ここ数年の間、ネット配信の普及は目を見張るものがある。

今から15年ほど前、オレがまだAV業界に入ったばかりの頃、当時ネットのエロ系の配信サイトは静止画つまり、スチールを毎月数千円を納めているネット会員にダウンロードさせる様なものだった。
何度かそういった現場に呼ばれる機会があったが、その時のプロデューサーがオレに「近い将来この業界は動画配信になっていく。」と言っていた。
その頃のネットのスピードは非常に遅く、10分ほどの動画をダウンロードしようと思ったら数時間、へたをすると半日以上もかかっていた。
そんな状況であるからあまり現実味がない話だなと思い聞いていた。

それから5年ほど経ち、そのネット配信メーカーから来たオファーは配信用のハ○撮○。もちろん動画である。
ついに来たか~。すごい時代になってきたな~。
そう思ってから既に10年近く経った。

ネット配信は2005年のYouTubeの出現から無料投稿サイトという新しい方向性を持ってきた。

いままで、無料で様々な映像を見られるサイトが存在しなかったため、YouTubeの出現はオレにとてショッキングだった。

そしてそんな中で、改めて考えさせられたのが、『知的財産権』。

その中でも『著作権』の管理や取り扱いを改めて考えさせられた。

確かに一般ユーザーは音楽や映像が無料で観られるにこした事はない。

でも、本来その音楽や映像が売り物だった場合どうか?

勝手に自分が持っているCDや映像をネットで流してしまう。オフィシャルではないためそこには料金が発生しない、従ってそれらの創作者にはロイヤリティーは入ってこない。それだけではなく金を払うよりタダの方が良いに決まっているから、商品は売れなくなる。


八百屋の隣で大根やキャベツをタダで配る様なもんだ。

ミュージシャンや映像制作者の中ではこの手の無料配信サイトを目の敵にする人間も出た。

ここで考えたいのが、この無料配信サイトは創作者にとって敵なのか?

答えはもちろん「NO」だ。

「何言ってんの?そんなの決まってるじゃん。」と言われてしまうかもしれないが、この無料配信サイトや投稿サイトの出現は必然でうまれてきたもの。すべてのユーザーが求めていたもの。

創作者は上手く共存する必要がある。

どんな風に共存したら良いかって?それこそ、自分で創作する!

考えてみなよ「タダ」なんだぜ!!

それは誰にとってもタダってことだ!利用しない手はない!

何でもかんでも「著作権の侵害だ~!」とか、すぐ言うのはかっこわるいって話です。自分の作り出した物まで安っぽく見えてしまうよ。





6月26日という日は、、、。

もう、6年前の話になる、、、、。

当時オレは千駄ヶ谷の自分の会社の事務所で編集に追われ午前3時くらいだっただろうか?仮眠をしようと布団を敷き潜り込んだ所だった。

携帯が鳴り響き、手に取るともう2年ほど連絡を取っていなかった菊淋の名付け親でもある監督からであった。
こんな時間になんだろうと思い懐かしさもあり「おひさしぶりですっ!」と、元気よく電話に出る。
次の瞬間オレは信じられない事を耳にした。



「林由美香さんが亡くなった。」



えっ?





携帯電話という冷たい機械越しにもその監督の言ってる事が本当だという事はすぐに伝わった。

状況がよくつかめない。なんで?何があった?


それから、朝の5時まで電話は鳴りっぱなし。色んな人から電話がかかってくる。


一週間ほど前に彼女との事を相談した時も、ものすごく親身になって聞いてくれて、元気づけてくれたばっかりなのに。

ついこの間、カラオケに行ったばっかりなのに、、、。

こうまで身近な人の死というものは受け入れられないのだろうか、、、。

彼女と初めて会ったのは、あるAV制作会社の飲み会。初めましての挨拶をした時はもう酒が入りご機嫌だった。大ベテラン女優なのに分け隔てなくみんなと接する。

オレの作品にも出演してもらった。


徐々に色んな所で会う機会も増え、仕事以外の話も良くするようになり、共通の知り合いとかもいたりして、、、。

もう6年も経つのか、、、。

そして、今年の9月に由美香の映画が公開される。
しかもTOHOシネマズ。
由美香も天国から観てるんだろうなぁ。

試写を観たとあと、感想を聞かれたが、悲しいとか、感動したとか、そう言う映画を観た感情はわいてこなかった、、、。何故だろう、、、。常に目の前にあるのは生々しい記録。この映像にはよけいなファクターは一切かかってはいない。むしろ映像にものすごく説得力があり、いかなる作為的なファクターをも跳ね返してしまうだろう。


オレは完全版はまだ観てはいないので、公開にあわせて観に行く予定だ。

http://k-shikkaku.com/index.html


UFOは存在します。 あなたは、一日中空を眺めた事がありますか?

観たい観たいと思っていた映画を観る事が出来た。

色んな所で酷評され、一部では金かえせくらいまで言われている映画。

オレはそう言う話を聞くとよけいに観たくなる。





その映画は『SKYLINE』。

$早熟


まず最初に見終わった感想。

オレはすごく良かったけどなぁ。

$早熟


内容が薄いとか、結末がないとか、ただのSFXの技術者達の営業映画だとか、いろいろいわれてますが、みんな映画に何を期待しているのだろうか?

勧善懲悪?はっきりとした起承転結?鳥肌の立つ様な大どんでん返し?

それが存在する映画もある。しかし、ない映画もある。

この映画には存在しない。出来なかったからないのではなく、創らなかったのだ。

なぜなら、制作者が必要ないと思ったからである。

つまり確信犯。見せたい所や表現したい事がそこではないから。

それらが観たい人達は、観る前にちゃんとリサーチしてから観るように。ろくにリサーチもせずみて、自分が思い描いている様な映画でなかったからと言って安直に「B級映画だった。」等と言わない事。つまらなかった映画を勝手にB級映画とか言うのはB級映画に対しての冒涜だ。B級映画はB級映画というカテゴリーの中で存在するものだとオレは思うから。

少し話がそれたが、オレはこの『SKYLINE』という映画、最初から最後まで画面に釘付けだった。

複雑な人間関係や重要人物は登場しない。もちろん主役っぽい人はいる。そして、非常にわかりやすく始まる。

昔観たジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』や『ゾンビ』とかを思い出した。あの辺のゾンビものとかって、ストーリーや登場人物やエンディングなんかよりゾンビの恐さがあまりにも強烈でそれしか残ってない。っていうかそれ以外ない。

$早熟


この映画も何か同じ感じだ。アレそっくりのエイリアンが人間の脳みそを食らうシーンはインモラルでカニバリズムすら感じる。

$早熟

しかも、こんなグッズまで出ている。

$早熟


さんざん言われているエンディングもこれ以外のエンディングはないんじゃない?というかカッコいいと思う。そりゃ、細かい所を言ってしまったらきりがないが、そんなのは好みの問題である。

映画をどう観ようがその人の自由ではあると思うが固定概念を少しでも捨ててみるようにするとより一層楽しめると思う。

自分の中では『SKYLINE』はかなりポイント高い映画である。






人は不安だから、絶対的な基準を欲しがる。

先日呼ばれた現場、、、。

オレがAV監督としてやっていくきっかけを作ってくれた監督の現場。

スタッフ全員が久しぶりに会うメンツ。そして、全員オレの大先輩達。

久しぶりに全員にいじられまくりのオレ。

この感じ、、、、。懐かしいなぁ。

なんか、すべて今の日本の状況のせいにしてたオレ、、、、。

忘れていた気持ちを思い出させてくれた。

そして久しぶりに体験したこの監督の演出と、スタッフの信頼感。
全員腰が据わっている。誰一人としてバタバタしない、、、。無駄な動きをする人間がいないと現場はこんなに落ち着いて静かなんだ、、、。かといって活気や、熱さがない訳ではない。緊張感はあるが笑いが絶えない、全員ボキャブラリーの宝庫。


パワーが充ち満ちあふれている。これをドキュメンタリーで撮りたいくらいだ。


そして与えてもらった役は、、、。



$早熟
浣○先生、、、、。


こんなアグレッシブで、シュールでダダイスムの香りすらする役柄。

$早熟

大好きです、、、。


そしてみんないい感じでプレッシャーを与えてくれます。


なんだろう?何が起きてもヘッチャラな感じ、、、。

まだまだ勉強不足、、、、。

これからの課題が色々見えた。そして、自分がやるべき事がわかった気がした。

今のオレにとってはシンプルが一番。

現場が血となり肉となった。

そしてこれがオレの生徒?達、、、。

$早熟

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内容は観てのお楽しみ、、、。

あ、言うまでもなくマニア向けです。