真言宗独特の合掌 | 吉祥院 ~茨城県石岡市で約900年続く真言密教の寺(お寺ブログ)~

吉祥院 ~茨城県石岡市で約900年続く真言密教の寺(お寺ブログ)~

茨城県石岡市にある真言宗豊山派の摩尼山吉祥院です。
ふるさと茨城路百八地蔵尊霊場第九十一番札所に指定されており、
開山約900年の歴史を持つ由緒ある寺です。
境内の四季折々の風情や仏教について、幅広い情報を発信するお寺のブログです。

「合掌してください」と言われたら、

どのように合わせますか?

 

ほとんどの方は、

「いただきます」や「ありがとう」

の気持ちを伝えるときと同じように、

右手と左手を

胸の前でぴったりと合わせるでしょう。

 

仏教では、

右手は清浄(仏)、

左手は不浄(衆生)を表します。

 

よって、右手と左手を合わせてることは、

仏と衆生が一合になり成仏することを表します。

 

これを「虚心合掌」といいます。

 

 

では、真言宗の僧侶はどうでしょうか。

 

(吉祥院住職 タイ訪問)

 

この写真は、住職がタイを訪問した時のものです。

 

合わせる手をよく見ると、

右手と左手を互い違いにずらして重ねています。

 

これは、「金剛合掌」といって、

真言宗独特のものです。

 

右手と左手を互い違いに重ねることで

仏と衆生が堅固に一体になることを

意味しています。

 

仏と私たちが一体であることを

表しているのです。

 

 

意味を知ると、感じ方が変わりますね。

 

もし、真言宗のお寺を訪問した時に

このことを思い出したら、

金剛合掌にしてみては如何でしょうか。