境内の芍薬(シャクヤク)の花が
見頃を迎えています。
大ぶりでゴージャスな花が咲きます。
昔から、ボタンの替わりに
育てられることも多かったですが、
シャクヤク自体もとても綺麗な花なので、
園芸用植物として愛されてきました。
その美しさは、
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と
美女の容姿の例えで使われるほどです。
生薬としての効能も待ちます。
シャクヤクの根は、
消炎、鎮痛、抗菌、止血、抗けいれん作用があり、
日本薬局方にも収録されているそうです。
特に漢方では、シャクヤクが配合され、
名前に「芍薬」が含まれるものが多くあります。
見た目の美しさだけでなく
効能も良いなんて、
まさに才色兼備の象徴ですね。
管理人