(仏陀については、「仏陀(ブッダ)とは」で記しています。)
仏陀は、悟りを得た後、
①人間が生きている世界
②苦しみの解決方法
について説いていました。
②は、以前ブログに記した
「四諦(したい)・四聖諦(ししょうたい)」や
「八正道(はっしょうどう)」です。
よって、今回は①について書こうと思います。
仏陀は、人間が生きている世界について、以下の通り説きました。
(1)諸行無常(しょじょうむじょう)
この世のあらゆるものは移りゆく
(2)諸法無我(しょほうむが)
あらゆるものには実体がない
(3)涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)
悟りの境地は静かな安らぎである
(4)一切皆苦(いっさいかいく)
この世のあらゆるものは苦である
この世は無常、無我、苦なのだから
そうした状況から離れ涅槃を目指すべきだというのです。
この4つを合わせて「四法印(しほういん)」といいます。
これからこのブログで、
(1)~(4)について詳しく記していきたいと思います。
文責 管理人