すっかり五劫思惟阿弥陀さまの虜になっている今日この頃ですおねがいキラキラ

 

十輪院さんへは予め拝観希望の事前連絡をさせて頂きました。

月曜日は閉門日という事と、

檀家さんの法要があれば、拝観出来ない事もあるとの事です。

 

こちらの寺院も情緒ある小道に山門があります。

毎朝8時、作務、朝のお勤めをご一緒にどうぞと立札がありますおねがい

近かったら参加させて頂きたいのになぁ・・・

 

山門を超えると素敵なお庭がすぐ目に入ります。

 

 

視線を感じると思ったら河童!!

 

 

まずはお清めします。

 

こちらが本堂(国宝)

拝観希望者は左奥の寺務所で受付し国宝の本堂へきらきら

 

 

予めHPで御本尊が地蔵菩薩(石仏)という事を知っていましたが、

それはそれは驚きましたびっくり

                                        

本堂へ上がると薄暗い中に大きな石で出来た厨子があり、

これを(がん)というそうですが

その存在感というか、パワーというか圧倒的な何かを感じますびっくりびっくり

 

暫く「うわーーー」「えーーーー」っと感嘆の声しか出なかったですびっくり

 

奥さまだと思うのですが、この石仏龕(重文)について詳しくご説明下さいましたおねがい

※頂いた小冊子よりお借りしました。

弘法大師作と言われています地蔵菩薩像。

もともとは道に一体のみでおいでになられたお地蔵さまでしたが、

非常に霊験あらたかなことから

そこに少しずつ脇侍がつき、今の形になったのだそうです。

 

弘法さまは空海寺の御本尊、地蔵菩薩(石仏)も造立されておられます。

空海寺の記事はこちら。

 

空海寺の御本尊は現在、檀家の方のみ拝観できるとの事で、

一般参拝者の拝観は叶いませんが、

少し、このお地蔵さまと重ねて想像できるなぁって思いましたおねがい合掌

 

  

もう少し分かりやすい画僧をHPよりお借りしました。

 

正面に御本尊地蔵菩薩。 

錫杖をもたないのは平安期の特徴だそうです。

 

すぐそばの側面に不動明王、観世音菩薩。

 

向かって左に釈迦如来。右に弥勒菩薩。

 

奥や横は見えませんが

四隅に四天王・十王・仁王・五輪塔などが刻まれています。

梵字で七星、九曜。

天上はかつて光が入る構造になっていたそうです。

 

と、完全な立体曼荼羅となっていて圧巻そのものでした合掌合掌

 

こちらの石仏龕、わずかに色彩が残っていまして

その昔は色鮮やかな石仏だった事が分かります。

 

 

目の前のすぐ下には引導石。

今でもこの引導石には遺骨が置かれ、

昔はご遺体をここにおき、極楽往生を願われたとの事です。

 

お釈迦さま、弥勒菩薩さまの視線もこの引導石に注がれています。

 

本堂は石仏龕を拝むために後から作られたものです。

床も屋根も低く、住宅建築になっていて

石仏龕と参拝者の目線が合うような構造になっています。

 

 

大変珍しく、異彩を放つ石仏龕にしばし夢中になってしまいましたおねがい合掌

 

 

本堂外陣の宝物棚には

引導石の下から発掘された小さい仏像を始め多くの寺宝が安置されていました。

 

珍しいのは歓喜天の双身像。

まじまじと真近で拝見したのは初めてでした。

 

そして

 

五劫思惟阿弥陀仏きらきらきらきら

像高は40センチ位だと思います。  ※HPよりお借りしました。

今まで何度か五劫さまにお目にかかっていますが、

正面で合掌されているお姿は初めて拝見しましたおねがい合掌

 

この合掌されている五劫さまは全国で10躰しか現存しないそうです。

もともと作数例の少ない阿弥陀様です。

今後も五劫さまとのご縁を見つけていきたいと思いますおねがいきらきら

 

 

 

護摩堂

 

本堂の引き上げるタイプの格子戸を「しとみ戸」というそうです。

採光と雨戸の役割を果たします。

 

お庭に不動明王像

 

ここにもお不動さま

 

十三重石塔と・・・

頻婆果亭(お茶処かしら??)

 

摩尼車

 

光明真言が刻まれていて、願い事を唱えながら回すと願望成就に繋がります。

 

御影堂

 

十輪院の御朱印

 

石龕地蔵と御詠歌

 

 

一願不動

雨寶山(うほうざん)十輪院

 

あて紙にお釈迦さまと弥勒菩薩でしょうかおねがい  石仏とよく似ていますウインク

 

これからの五劫さま訪問予定

 

メモ東大寺勧進所阿弥陀堂         10月5日

 五劫さま(小像もある??)

メモ大連寺(京都伏見区)              10月1~15日のうち日程は未定。(京都浄土宗寺院特別公開時)

メモ椿寺(京都市北区)        お正月三が日

メモ西向寺(京都)                        一般公開はないそうです。檀家さんのみ。(平成30年11月加筆)   

メモ浄真寺(東京)           

 

これまでの五劫さま訪問記事

 

金戒光明寺

五劫院

道成寺

 

 

十輪院

 

 

いつもご訪問ありがとうございますおねがいきらきら

 

大型連休も後半になりましたね。

どうぞ笑顔の絶えない連休をお過ごし下さいおねがいきらきらきらきら