58億男の懺悔 -2ページ目

「20年保証です。」

「20年保証です。」


ご安心下さい。これはウソではありません。



しかし、誤解を与えやすい言葉です。



本当の事なんですが、あなたをうまく勘違いさせるのです。



まず20年保証というのは、採用しているほとんどの建築業者が、構造躯体(主要な構造体部分)のみに関してです。



(会社によっては防水性能も保証しているところもあります。)



そしてその20年も、かなりの条件がついています。



要は、保証は10年だけ。10年たったら建築業者の点検を受け、建築業者の言いなりの部分を、言いなりの金額を出して補修すれば、あと10年延長してくれる。



こういう事なのです。



業者側にとっては悪い部分を見つけて、それに対しての工事を費用がかかるだけ有償ですればいいのですから怖くは無いのです。



これを、細かい事には触れず、20年という長期間だけ、そしてそれによる丈夫さ、安心感だけをあなたにイメージさせるのです。



「私どもはなんと、20年の長期保証をしているんですよ。これは建物の構造に自信が無ければできません。しかも、住宅業界で最も先にこの20年保証システムを取り入れたんですよ。今では他社もマネをしてますけど。」



と、私は平気で言っていました。


後で知ってびっくりですよね。



これに似たような事は山ほどあります。



あらかじめもっともっと知っておきたい方は こちら



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「今回だけ、あなただけ特別ですよ!」

「今回だけ、あなただけ特別ですよ!」


これはもうおわかりだと思いますが、でも、いざ現実に目の前の営業マンから真剣な顔で言われたら・・・。


ほとんどの方は信用されます。



これがほとんどの場合、ウソだという事は、実際にやっていた私が告白する事に意味があります。



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日々、営業マンは、あなたを契約させるために、新たな営業トークを考え続けている・・・。



実態を知る事、大切です。   もっと知りたい方は こちら



「みなさんそうされてますよ。」

「みなさんそうされてますよ。」



このウソはさらっと言うのがコツでした。



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本当は少ししかしていなくても



本当は誰もしていなくても、



「みんなそうしている」と言われれば「へえ、そうなんだ」と思ってもらえるのです。



気をつけていただきたい言葉です。



営業マンの本当の姿を知っておきたい方は  こちら



「太陽光発電システムは元がとれないのでやめましょう。」

「太陽光発電システムは元がとれないのでやめましょう。」


これはウソです。



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自社が太陽光発電を得意としていない、



自分が太陽光発電を得意としていない、



そんな直接関係の無い理由で、私は太陽光発電を勧めませんでした。



自社、自分の都合で提案をいとも簡単に変える。



あなたに本当にいい提案は何か?



それは二の次なのです。



真実を知っておく事。



どんなウソをついてくるか知っておく事。



知っておきたい方は こちら

「坪○○万円です。」

「坪○○万円です。」



これのどこがウソなのでしょうか?



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このブログの過去の記事にも書きましたが、「坪単価」というわけの分からない言葉のせいで、多くの人が

誤解し、資金計画がショートしたり、トラブルに巻き込まれたりしています。



分かりにくい「坪単価」という言葉。



それをうまい具合に利用する営業マンの存在があります。



私もその一人でした。



現役時代の私はこの「坪単価」の説明を、状況によって使い分けていました。

安く言って後から徐々に上げて行くケース。

高く言っておいて、多額の値引きをするための準備に使うケース。



注文住宅を契約する前に、知っておくべき裏事情は山ほどあります。



知っている、いないが家づくりの明暗を分ける・・・。


ぜひ知りたい方は  こちらへ








「いつでも解約できますよ」

今回からは「私はウソつき営業マン」シリーズです。



第1回目は



「いつでも解約できますよ」です。



私は契約をせまる時、安心してもらうために時々使いました。



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注文住宅の場合、「契約」というのは正しくは「請負契約(うけおいけいやく)」といいます。家というこれから建てるものなので「請負契約」となるのです。



(請負契約とは、当事者の一方(請負者)がある仕事を完成することを約し、相手方(発注者)がその仕事の結果に対して報酬を与えることを約する契約として、民法第632条で規定されています。)



これに対して、土地や、マンション、建売住宅、中古住宅など、もう完成している場合は「売買契約」となります。



売買契約の場合は手付け金を払ってしまったら、解約は難しいでしょう。



もし解約するなら、払った手付け金は通常、もう戻ってきません。



これはご存知の方が多いと思います。



でも請負契約なら戻ってくるのです。



この「戻ってくる」という部分をあいまいに説明し、「いつでも解約できますよ。」と言って安心させ、契約をせまるのです。



でも実際は・・



解約なんかしません。



騒ぎが大きくなり、やむを得ず解約となっても手付け金はあれこれ理由をつけ、できるだけ返さないようにしてました。



反省しています。



現在も、全国で解約に関するトラブルが頻繁に起こっています。



私のところにも相談がたくさん寄せられています。



何度も言いますが、契約前が大切なのです。



契約前に必ず知っておくべきことは    こちら



追伸



私の作ったオリジナルの「契約前のチェックリスト」があります。



無料でダウンロードできますのでぜひチャレンジしてみてください。


30項目あります。


チャレンジは     こちら
















「この返済計画では、5年後大変ですよ。」

「この返済計画では、5年後大変ですよ。」


これも誰も言ってくれません。



私も言いませんでした。



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申し訳無いと思っています。



「この資金計画では、返済が数年後、または十数年後には、大変な事になる。」



こんな大事なことを分かっていても言わない。



現役時代の私をはじめ、営業マンはみんなどうかしているのです。



まだ間に合います。



危険の予知は  ここへ




「契約後、思わぬ出費が後から後から出てきますよ。」

「契約後、思わぬ出費が後から後から出てきますよ。」



私が現役時代、正直にこう言っていれば、どれだけの人が、後悔したり、苦しんだりしなくてもすんだことでしょう。



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「これで全部です。」



「これで総額です。」



「予算に収まりましたね。約束どおりこれで契約ですね。」



でも実際は、今回の題名どおり、契約後、後から後から追加費用がでてくるのです。



これが多くの悲劇を生んでいます。



なぜこんなことになるのか。



契約前に必ず読んでほしい事は



 こちら


「この屋根材は3年で色が変色します。」

「この屋根材は3年で色が変色します。」


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安いが、品質が悪い。



品質上問題なくても、見た目が悪い。



3年で色が変色する屋根材を、悪いと思いながらも勧めてしまう。



私は長年、このように調整してきました。



今だけ、無理にでも予算に収める。契約するために。



そこには、「自分の数字のために」しかありません。



これが実態です。



実態をもっと知りたい方は   こちら

「その部分は、私どもの最も苦手とするところです。」

「その部分は、私どもの最も苦手とするところです。」


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営業マンは、自社、あるいは自社商品の弱み、苦手な部分は隠す事が多く、このような言葉もまず言ってくれないでしょう。



いい部分は言ってくれるが、よくない部分は言ってくれない。



売るために必死である営業マンにとっては当たり前の事かも知れません。



でもあなたが知りたいのはむしろ普通なら知る事ができない「よくない部分」ですよね。



知っておくべき裏の部分を知るためにはこちら