58億男の懺悔 -15ページ目
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2005-11-14 08:27:38

営業マンの気持ち

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 脱線の続きです。

 相手の立場に立って物事を考えるのは難しいですよね。売る側の最前線である営業マンの本音は前回でわかっていただいたと思いますが、もっと具体的にどのようなものか、普通、売る側と一番最初に出会う、モデルルームやショールームで見てみましょう。

    ○月20日(日)はれ 営業マンA君の場合

    その日彼は非常にあせっていた。なぜなら今月の契約がゼロであり、その上、今
    月末までに契約できそうなお客様も無いからだ。

    通常、規模の大小にはかかわらず、住宅メーカーや建築業者の営業マンである
    以上、月1棟の契約は必ずとらなくてはいけない。(実際はとれていない人のほう
    が多い。)これは営業マンのノルマである。それこそみんな必死でとろうとする。
    なにをしてでも。

    彼は彼の上司が怖かった。鬼のような上司なのだ。明日には週明けの会議があ
    る。今月の契約はとれそうか、見込み客はいくつあるのか、どこまで進んでい
    るのか、発表しなければならない。

    今のままでは何を言われるかわからない。契約どころか見込み客さえひとつも
    ないのだ。きっとガンガンにしぼられるにちがいない。ああいやだ。胃がいたい。

    ということで、彼には今日しかなかった。通常お客様は土日に見学に来られる
    ことが多いのだが、昨日はぜんぜんダメだったのだ。今月もあと10日。やば
    かった。なんとしてでも今日、超有望な見込み客をゲットしなければ・・・。

    まわりを見れば彼と似たような先輩営業マンが何人もいる。(モデルルームに
    は土日ともなると数人の営業マンが待機している。)彼は考える。順番はま
    わってくるだろうか。自分の番がきても冷やかし客じゃないだろうか。何から
    聞こうか。今からじゃあ月末まで10日しかないからなあ。キャンペーンを
    無理やりつくろうか。今月中なら値引きが多いですよ、とか、今契約すれば
    ハワイ旅行にもれなくいけます、とか・・・。

    このように彼は、今月中に契約することにだけに注力している。通常ではあり
    えないほどの短期間で、よけいなことは考えさせず、他は見せずに、そのために
    お得感を出して決断を早めようと。

    そして、ついに彼の順番がまわってきた。自分に言い聞かせている。あせって
    いるのがわかったらだれも買ってくれないぞ。おちついて。おちついて。
    
    「いらっしゃいませ。」
    


  ここであなたと会うのです。 
2005-11-11 20:04:58

売る側と買う側  

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今回は少し脱線します。脱線といっても関連のあることなのですが、売る側と買う側の立場の違いについて書きます。

 物を売るとき、売る側は少しでも高く、買う側は少しでも安くと思っている、とよく言われます。ところが住宅の場合はもっと複雑です。基本的なところは同じですが、

 売る側は、一日も早く、競合(競い合う他の業者)が入る前に、できるだけ手間をかけずに、少しでも高く売りたい。

 買う側は、ゆっくりと、何社も比較して、無料サービス(敷地調査やプラン、資金計画など)をとことん利用して、1番気に入ったところから、少しでも安く買いたい。

 というようなかんじでしょうか。ようするに、まるで逆なのです。その差は歴然です。このことをよく認識いただくことが大切です。もちろんこれは本音ですから、営業マンは、そんなことは感じさせず、さわやかに、笑顔で応対してくれるでしょう。しかし、多くの方は、知らず知らずの間に、営業マンのペースにのせられ、契約までもちこまれます。
2005-11-11 15:19:54

ちょっと待ったその契約 2

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前回書いたストップの理由ふたつめとして、いろいろな部分で、知識をつけ、比較をしたかどうか、ということについて書きます。これは悪徳業者にだまされない、のと同じくらい大切なことです。

 比較したかどうかは、後の後悔度合いに大きく関係します。どこまでやれば十分というのはひとそれぞれですが、だめだったら次がある、というわけには家の場合はいきません。

 たとえば1戸建ての住宅で比較というと、業者比較の他に、工法と材質の比較があります。
現在工法でいうと、在来工法、プレハブ工法、2×4工法、ユニット工法などがその代表的なものです。材質でいうと、木、鉄、コンクリート、鉄筋コンクリートなどです。またそれぞれの組み合わせや、材質そのものの組み合わせなど、さまざまです。例えば、木と鉄筋コンクリートを使い、1階は在来工法、2.3階はユニット工法なんていう組み合わせもできるわけです。

 これらは、すべて特徴があり、また一長一短があります。自分が建てたい家がどの工法や材質がいいのか、どの組み合わせがいいのか、ふつうはわかりませんが、どれもにたようなものというわけではないのです。どんな違いがあり、その違いが今後どう影響するかもこの後書いていきます。いずれにせよここの部分の比較は大切です。

 ここまでくると、用語がいろいろでてきますが、今度、用語もまとめていきたいとおもいます。
2005-11-10 14:04:11

ちょっと待ったその契約

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 前回、現在住宅やマンションの購入を考えている方や、契約間近の方々にストップをかけました。今回は、それがどうしてなのかについて書きます。たくさん理由があるので、何回かに分けてすこしずつ書きます。

 本屋さんに行けば、欠陥住宅や、○○にだまされないためにとかいう本がたくさん並んでいます。ニュースやワイドショーでも一時期、欠陥住宅がよく問題にされていました。最近ではリフォームの悪徳業者の話題が毎日ほど耳に入ってきます。

 もしあなたが契約間近であるなら、その業者さんは本当に大丈夫そうですか。

 世の中でこれだけさわがれると、みんな注意します。気をつけます。ニュースを見、本を買い、絶対に自分だけはだまされないようにしようと思います。実はここに落とし穴があるようです。つまり、だまされないようにという部分にのみ注意が行きすぎ、それが大丈夫そうだったら、いとも簡単に契約まで突き進んでしまうのです。

 後悔しない家づくりのためには、まだまだ注意しなければいけないところが山ほどあるのです。悪徳業者にだまされないというのは、ものすごく大切なことではあるけれど、ほんの1部分でしかないのです。しかも、そのことでさえ、大手だからとか、担当者が誠実そうだからという理由で解決したと思っておられる方が多いように思います。

 ストップの理由のひとつめは、悪徳業者にだまされないことに注意がいきすぎ、他の大事なことを調べたり、検討したりが全然できていないのではないかということ。その上、悪徳業者かどうかはそんなに簡単にはわからないということです。

2005-11-10 08:38:11

後悔しない家づくり

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 一般の方にとって人生最大の買い物 といわれる、家を建てることについて、私の知っている限りの情報をここで発信していきたいと思います。

 実は私は最近まで、ある住宅メーカーに勤めていました。営業でした。

 ここで書くことは、住宅メーカーに勤めていたから、その裏話を暴露するということではありません。私としては、むしろ資金的に余裕があれば、住宅メーカーもいいですよ、という考え方です。

 大切なのは、世の中にあふれる情報から、あやしいものにだまされず、自分にぴったりのものをいかにして探すか、ということなのです。
 
 ということで、記念すべき第1回目の私からの提案です。現在住宅やマンションを買おうと思っている方、一旦ストップしましょう。契約間近の方、ストップしましょう。今のあなたはおそらく冷静ではありません。知らないこともまだまだたくさんあるはずです。業者のペースに完全にのせられている状態かもしれません。

 おすすめは1年後の決断です。それが無理でも半年。契約間近の方でもせめてあと2ヶ月。
今月限りの値引きなんて大丈夫です。来月もその後もまたあります。

 後悔しないためにも知識をつけましょう。今後私がそのお手伝いをさせていただきます。
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