17:何をしたのか!ではなく、どんな気持ちでそのことをしたのか!が大切 | 【きぼう堂鍼灸治療院ブログ】 まぁ、飄々といきましょう。 

【きぼう堂鍼灸治療院ブログ】 まぁ、飄々といきましょう。 

「病は気から」 病気は心の状態が身体に現れたもの。

健康を回復するには心の癒しが何よりも大切!

このように考える鍼灸師が、日常や治療の中で感じたことを拙い文章で書いています。

とは言っても、難しいことは考えず、まぁ、飄々といきましょう。(^O^)/

◎この会話は全てフィクションです。

 

 

※:きぼう堂のHP内ブログに似たようなテーマのブログ記事が多々ありますが、新い試みとしてKさんとさる仙人という架空の人物の会話形式で書いてあります。それにより反って今までよりも解り難くなるかもしれませんが、暫く・・・・?ずーっと?兎に角、お暇な方は、お付き合いください。m(_ _ )m
尚、
ピンク色太字は、Kさんの言葉、普通の文字は、さる仙人の言葉です。

 
 

 

前回も長くなりすぎたので、今回はその続きじゃ。

 

はい。

 

 

儂はな、アヤツにいつも言うんじゃよ。

 

「意見を持ってもいいが、それを主張し過ぎないこと。

 

健康で平和に生きたいのなら、

世間の人々の考え方を尊重しそのままにしておくこと。

誰に対しても、あるがまま、ありのままじゃ。

 

類は友を呼ぶ、

気(考え方)が合う者同士は必ず引き寄せ合うから、

伝わる人には必ず伝わるから心配は要らん。」とな。

 

 

なるほど。

 

ということは、

自分の意見が正しいと主張し過ぎる人は、

自ら平和を遠ざけているということなんですね。

 

そういうことじゃな。

 

誰だって自分の信じている価値観は正しいと思っているからな。

相手から異なる意見を強く主張されれば、いい気分はせんものじゃ。

ゆえに両者に不和が生じるのは必然じゃな。

 

寛容でない心には平和は訪れんよ、ということじゃ。

 

そして自分の心が乱れれば、

その影響はその人の体や人生に現れることも必然じゃわな。

 

 

へぇ~、だから管理人さんは、

あの時、望まない結果になったんですね。

そして今回もそれを繰り返しそうになったんですね。

 

 

そうじゃよ。

 

まぁ、アヤツはまだまだ儂のように悟ってないからの。

こういった失敗は仕方がないいんじゃ。

 

誰だってこういったことを繰り返すことで

一つ一つ自分の中にある独善の元、

固定観念になってる「ねばならない」を

手放していくしかないんじゃよ。

 

アヤツのように未熟の内は、トラブらないと気づけないんじゃよ。

 
 

今回もアヤツ的には

正しいことを言ったつもりでいたんじゃが、

その動機が前回と同様に

自分の独善的な価値観に囚われたことからなんじゃ。

 

その証拠に文章からイライラやモヤモヤといった

不快な気持ちが生じてるんじゃ。

 

 

もし、イライラやモヤモヤじゃなく、

拘りのない清々しい気持ちならよかったんですか?

 

そうじゃな。

そういった気持ちなら独善は含まれんな。

嫌味や批判的な表現はせんじゃろうな。

 

意見を言うにしても偏りなく公平な表現をすることになるな。


なるほど、そういったことに現れるんですね。

 

 

 

Kさん、ちょっと考えてごらん。

 

アヤツと似た意見の人があれを読めば、

うん、そうそう!となって同意を得られるだろう。

 

しかし、もし、アヤツと正反対の意見の人が読んだら、

自分のことを批判されたように感じてしまうじゃろ。

 

そうなれば、相手にネガティブな感情が生じ、

こちらの意見を伝えようとしても壁ができて上手くは伝わらんよ。

むしろ拒否される可能性が大きくなるわな。

 

 

 
アヤツが自分の意見が正しいと信じるなら、
焦らないことじゃ。
 
心の平穏、冷静さを持って
相手を尊重し受け入れる心の余裕を保った上で
自分の意見を伝えることじゃ。
 
そうすれば、こちらの意見が伝わる可能性が高くなるからな。
 
う~ん、そうか!
私には批判的には感じなかったのは、
管理人さんと私の価値観が似てたからなのですね。
 
もし私が違う意見だったら、
あれに嫌な気分を感じているかもしれませんね。
 
そうなるとあれに反論や攻撃したくなるかもしれませんね。
 
 
そうじゃよ。
だからお互いに平和な人生から遠のいてしまうんじゃ。
 
 
 
このことは、意見を言うことだけでなく、
行動全般に言えることなんじゃよ。
 

 

つまり、「何をしたのか!」ではなく、

 

どんな気持ちでそのことをしたのか!」

が大切なんじゃよ。

 

 

だから、常に自分の感情に敏感になれ!と言うんじゃよ。

 

 

 

 

 

続く

 
 
 

【注意】この話は、Kさんとさる仙人という架空の人物の会話です。全てフィクションですので実在する人物や出来事等とは一切関係ありません。又、書かれている内容の真偽に関しても当方は一切責任を負いませんのでその点をご理解の上お読みください。

 

 

<お願い>
私のブログの一部には「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望が元で書き始めたものがあります。
従ってそれらは会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の細かい質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、そのテーマについて全く私と会話をしたことが無い一般の人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると幸いです。