昨夜遅く、
何日かぶりに、雨が降った。
雨というより、
嵐のような激しいものだ。
お陰で、
今朝は涼しい朝を迎えられた。
いつに無く、
この気持ちよさを満喫して、
俺は朝食を取った。
窓を開けて見る空は、
全く光が無く、
それどころか、
今にも猛烈な勢いで、雨が降ろうとしている。
こんな日は、嫌な気分になるものだが、
強烈な暑さが続くと、
こんなやばい天気でも、
逆に、
ほっとしてしまう。
人間なんて、身勝手なものだ。
俺は、自慢の髭を丁寧に手入れし、
簡単に身支度を整えると、
愛車が止めてある駐車場に向かった。
大粒の雨が、降りはじめてきた。
多少濡れても、気にせず、
俺は、愛車に乗った。
黒いポルシェ911カレラ4
長年俺に付き合ってくれている良い奴だ。
イグニッションにキーを差込み、
右に捻った。
水平対抗エンジンが、
目を覚ました。
ブロロロロ・・・・、
このサウンド。
他人には解らないが、
俺には心地よい。
お気に入りのFM局のスイッチを押せば、
スピーカーからは、
朝にふさわしい曲が流れる。
フロントガラスに雨粒が着き、
そして、流れ落ちる。
ワイパーのスイッチを入れ、
右手で、
MTのシフトノブを、
ローに。
黒いポルシェは、静かな街をゆっくりと走り出した・・・・。
昨日までと同じ道なのに、
雨が降っているでけで、
違う道を走っている感じだ。
あの焦げるような太陽の光を、
今日は浴びなくて済むという安堵感が、
俺をそう思わせるのだろう・・・・。
いつもと違った感じで、
今日の朝を語ってみました。
そうそう、ポルシェ911は、妄想ですよ~。 ||li _| ̄|○ il||
そんなの改めて書かなくてもバレバレですよね~。ヘ(゚∀゚*)ノ
国産じゃ、格好がつかないからね。
ちょっとぐらい夢見てもいいでしょ~。(´0ノ`*)
おしまいm(_ _ )m