娘の卒業式 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

とうとう、娘の卒業式当日。
娘の学年は大きなイベントの時は天気が悪くなるのだが、今日は晴天。
…朝から大谷翔平選手の通訳、水谷一平氏の事件さえなければ、娘の学年の卒業式とは思えないくらい穏やかな朝でした。
 
今日はわしもお休みを取って、卒業式へ向かったかものはし。
娘は叔母からもらった洋服で卒業式へ。
和装の子が多かったが、そこは娘のこだわり。和装もちょっと見たかったが。
6年間の運を全てつぎ込んだかのように、卒業式での保護者席は娘が最前列の席を引き当ててきてくれました。
娘の晴れ舞台をこんな一等席で見られるなんて嬉しい限りである。
そして始まった卒業式。
体育館に卒業生が入ってくると、国歌斉唱。
君が代を歌うなんて、何年ぶりだろう。
そして一人一人、壇上に上がって卒業証書授与。
風邪や学級閉鎖で、満足な練習が出来ずに前日まで練習をしていた娘。
立派に壇上で授与を受けておりました。
そこだけで成長を感じます。
 
この学年は幼稚園の頃から見ておるわけだが、幼稚園の卒園式や小学校の入学式でもまだまだ動物園並みの騒がしさを見せていました。
それが6年間で、みんなこんな立派になって…と思い出すほど、立派な六年生でした。
6年生が思い出を語ったり5年生と呼びかけ合う催しもありました。
卒業式って地域によっていろいろと違うのぉ。
わしの小学校の卒業式は、200人くらいおったから授与だけで時間がかかった上、卒業式の歌がメドレーで20分くらいありました。
感動というか、2か月に及ぶ軍隊のような卒業式練習から解放された感覚しか覚えてません。
 
娘の卒業式はそんな軍隊的式典ではなく、穏やかに終了。
先生の目がちょっとうるんでおった気がします。が、生徒はまだ実感沸かんのでしょう。平然としておった。
そしてクラスに戻った卒業生が最後のホームルームをしてる間、外で待つ保護者たち。
晴天とはいえ、さすがに寒空の下待たされる保護者たち。早くホームルーム終われ、という念を感じます。
そして娘がようやく出てくると、今度は昇降口の「卒業式」と書かれた前で写真を撮る保護者の場所取り争奪戦。
友達と一緒のも含めて無事に撮影をして帰宅しました。
とうとう小学校生活も終わり。
 
…と思ったが、来週はまだ登校日があるらしい。
とりあえず、卒業おめでとう
 
 
卒業式が終わった体育館にしばらく残っておったのだが、先生が残っていた5年生を集めて
「さて、最高学年になった皆さん
と言ってました。
政権移譲の瞬間を見たようじゃ。
 
 
~今日の一曲~

 

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