紋別~北の大地の水族館~氷瀑祭 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

今日は法事で相方の実家の紋別へ朝から行ってきました。
当初はお義母さんを紋別へ送る予定だったのだが、急用があり行けなくなったので、わしらだけ伺う事に。
朝から高速道路を走って行ってきました。
7時前に雪の降る札幌を出発し、途中の浮島までは雪に苦しめられた旅路。
春に向けてどんどん雪が溶けておったはずなのに、どうして今日に限って雪が降っておるんだろう。
 
11時過ぎに到着。
5年ぶりくらいの相方の実家である。
親戚の方もほとんど覚えておらんくらい久々に会う方ばかり。
そんな中、1~2歳の頃以来の娘はみんなに「大きくなったねぇ」と言われてました。
いっぱい猫をかぶっておった娘。
たぶん、知らない大人の中ならば何ともなかったのでしょう。
しかし、相手は知ってるが自分は知らないという状況下。
何しろ1歳か2歳の頃以来。覚えてるというのが無理というもの。
しかし相手はどんどん距離を詰めてきます。
あまりに猫をかぶりすぎて、最後は泣き出してしまいました。
うむ、分からなくはないわ。
わしも祖父が亡くなった時に、会ったこともない親戚に
「久しぶりだねー覚えてる?」
と、1歳の頃に会って以来という親戚に声をかけられたり
「オムツをかえてあげたんだよ、覚えてる?」
覚えてるわけねぇだろ。って人に囲まれて、ストレスだった覚えがあります。
そうか、これは娘に悪いことをしたわ。
 
1時間くらいでに実家を後にして、今日は紋別日帰り旅行である。
ここから札幌に帰ります。
しかしここまで来て、とんぼ返りするわけにはいきません。
まずは紋別市内を見るべく、道の駅へ。

残念ながら流氷はもう離れておったが、カニの爪は健在でした。
やはりこれを見なければ紋別に来た気がしません。
こんな大迫力の熊にも会えます。
 
その後、道の駅巡りをしながら北見に向かいました。
こっちに行ってみたい場所があります。
温根湯にある、「北の大地の水族館」
いわゆる「山の水族館」という名で有名になった水族館。
前々から行きたかったが機会がなく、満を持して行ってきました。
入ってまず目に飛びこんできたのがこの水槽。
凄い。いきなり大迫力。
娘も興味津々のようです。
流れの急な方に集まる魚たち。
習性なのであろうが、流れに耐えきれず流されていく魚たちを娘は面白そうに見ておりました。サドですか?
この水族館の目玉の1メートル級のイトウ。
こんなに大きいのが何尾もおるのが凄い。
ヤマメが滝を上る様子が見られるゾーン。
奥の段差を上ってるのがヤマメです。
このうちわを持って応援します。
わしが推してたヤマメさんは上ってくれませんでした。
口ばっかで上らなかったので、「あきら先輩」と呼んでました。
記念撮影ゾーンは魚に囲まれて撮影できます。
ドクターフィッシュも体験。
手の角質を食べてくれました。
震えるような感覚が軽く残ります。これは癖になるわ。
 
水族館を満喫して、そこから石北峠を超えます。
石北峠越えは二度目。冬は初挑戦。
今は高速があるので回避出来るのだが、今日のルート上はここを超えないわけにはいきません。
雪の石山峠を死ぬ思いで越えて。
層雲峡の銀河の滝、流星の滝にやってきました。
正直、見れる時間に来れるとは思ってませんでした。
ちゃんと水が流れておりました。北海道だから凍っておるかと思ってた。
ここまで見たら思い残すこともない。
札幌に帰るとしよう。
…と思ったら、途中で氷瀑祭に遭遇。
まだ開催してるとは思わず全くノーマークでしたが、せっかくなので見てきました。
見に来たのは実に10年ぶり。
娘と来たのは初めてである。
今年は支笏湖の氷涛祭りも見てる娘は、「氷涛祭みたい」と喜んでました。
氷のバースタンド。
娘はめっちゃ喜んでバーテンダーごっこをしてました。(七歳)
外国のお客さんが多かったが、ここは日本人の意地を見せてきたような気がします。
何を?と言われても知らんが。
氷瀑神社も参拝。
外国人観光客の写真スポットとなっておりました。
氷の洞窟を探検する娘
結構大きな洞窟で、氷涛祭とはまた色々と違って面白かった。
…この祭りがやってると知っておったら、もうちょっと重装備をしてきたのだが、何しろ紋別に法事に行った帰り道。
今度はちゃんと重装備して身に来よう。
 
あとは旭川のイオンに寄って札幌に戻ったら23時過ぎ。
まる一日ドライブしておりました。
…載せられなかった写真も多かったので、いずれ載せます。