嫌われ政次の一生 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

あああああああああああ~~~~

 

政次~~~~~~~~~~~!!!!!

 

 

や~……ついに小野但馬守政次が処刑された大河「おんな城主直虎」

史実では、こうなる事にはなっておったんだが、もしかしたら何らかの力が働いて脚本が捻じ曲げられないかと思ったが、やはり史実通りの展開になってしまった。

しかし最期の展開はズルいわ。

史実は変えないけれど、視聴者だけは分かってる的な見せ方だもの。

ここまでの政次の苦労や、政次と直虎の関係性を散々見せられておる分、この最後は…そりゃ予告で「衝撃の結末」って言うわ。

それでなくても、途中までの展開で涙ぐんでいた相方。

逃げるチャンスがあったのに逃げずに自分が殺される事で井伊を守るってあたりで、すでに涙ぐんでおったのに、最後の最後でもうダム決壊級の大号泣

篤姫の時の小松帯刀以上である。

先週まででさえ脱力しておった相方なのに、こりゃ明日以降は布団から出てこないかもしれんのぉ。

今日で娘の夏休みも終わるというのに、大丈夫だろうか。

 

そして史実では奸臣とされている小野但馬を井伊谷を守った家老とするあたり、「樅の木は残った」の原田甲斐に通ずるのぉ。…まぁ、見てはいないんだが(時代的に)

井伊家の子孫である井伊直弼も奸臣と見る説と先を見る目のあった人と見る説があるが、井伊家はそういう運命にあるんだろうか。

最期の

 

「地獄の底から見届け…」

 

というのが、色んな思いがこもってて胸を突かれた。

高橋一生と柴咲コウの演技力が際立ったここまでの大河。(三浦春馬は?)

今後、政次無しでどうやって盛り上げていくんだろうか。

柳楽優弥と菅田将輝だけでどうにかなるだろうか。

 

最後の直虎紀行をこの流れで見ると、龍潭寺に但馬の墓も建ててあげてほしいわ。