チョコフォンデュ | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

今日も残業。
そんなわしを慰めるべく、相方が素敵なデザートを用意 チョコフォンデュ
バレンタインもまだだと言うのに、チョコフォンデュ。
チョコを溶かすと、部屋中にチョコの香りが漂います。
チョコは疲労回復に、人を幸せにするパワーがあります。
それにバナナを付けて食べようというのである。
こりゃ美味しいだろう。


そんな初めて見る美味しそうなものを、虎視眈々と狙う一人の娘がいた。
その名はわっさん
完全にロックオン。
バナナではない。
チョコである。
これだけいい香りがしたら、食べたくなるのは当然といえば当然。
この前、うっかり出しっぱなしにしていたチョコを食べたわさ。
口中を茶色にしながら、「わたし、食べてないわよ」みたいな顔をしてました。
ガシガシと歯を磨いてあげたが、あれから味をしめたのだろう。
チョコを狙うべく、チョコを溶かす相方へと擦り寄っていきます。
火を使っておるので、危ないよ~、とわしが娘を抱っこすると徹底抵抗。
すると

何すんのよ。お父さんの事、嫌いになるわよ!

と、目で脅してきます。
根負けして離すと、チョコへ一直線。
やむなく椅子に座らせて降りれないようにして、バナナをあげます。
すると、恨めしそうにチョコを見ながらバナナを食べたわさ。
わしらは、わさの視線に負けずにバナナにチョコをつけて美味しく食べました。
バレンタインが来たら、わしのチョコをわさに奪われそうじゃのぉ。
まぁ、奪われるほどチョコなど貰えませんが。
 食べ終わったバナナの皮で、バナナトラップ。
きっと相方あたり、引っかかってくれるであろう。